こちらの記事は、新アニポケ44話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第45話「はるか遠くまで」
墜落するブレイブアサギ号
前回のサンゴのオニゴーリのじばくからの倒れたレックウザの直撃を受けて墜落するブレイブアサギ号。
レックウザにもそれなりにダメージは入ったのかと思いきや、それでもぴんぴんしているレックウザを前に、流石に旗色が悪いと撤退していくエクスプローラーズの面々。その時点ですでにヘリに乗り動き出しているスピネルはスピネルと流石といった感じです。
船は落ちましたが、あくまで壊れたのは気球部分、着水には成功し船にいたポケモンたちも無事、と被害こそなかったものの船自体はしばらく動かせそうにない様子。そんな中で黒いレックザとのバトルが始まる。
VS黒いレックウザ
リコとロイの自己紹介に対して顔を向けてくれるレックウザ。ラクアに行きたいから力を貸してくれという声にこたえるレックウザとのバトルがスタート。
ロイ・リコ・フリードに、ドット4人がかりのバトル。前は何もできなかったが、今度はどうするか考えるリコの前に立ちはだかる、そもそもどうやって近づくのかという問題。
フリードのリザードンに乗ったホゲータのかえんほうしゃで灯台にレックウザを寄せ、キャップの上昇気流でニャオハとクワッスを飛ばす。
二匹は攻撃を加えますが、流石にレックウザ相手には全く通用しない。
さらに一ひねり加えることで、マジカルリーフ+かえんほうしゃ×2でどうにか相殺に持ち込めるレックウザのはかいこうせん。その隙をついたチャームボイスを当て少しだけひるませることに成功しましたが、ここまではどことなくレックウザも様子をうかがっている感じがあり、手を抜いていた様子。
飛んだホゲータを押し戻す際にクワッスが使ったのがみずてっぽうなのは、足場のためとはいえ、頭の中にこうかはばつぐんだ!がちょっと浮かんでしまいました。
さて、いよいよ本気となったレックウザは、いきなりのりゅうせいぐん。避けるので手一杯の中、テラパゴスにまで降ってきたりゅうせいぐんを庇おうとするリコ。ピンチ化と思いきや、そこにソウブレイズの影。
アメジオとの協力したバトルが始まる。
アメジオとの共闘
ゴーストテラスのテラスタルを習得したアメジオのソウブレイズ。ワープ殺法みたいななかなかインチキじみた動きをするゴーストダイブでレックウザを翻弄。
そして、そこにフリードが協力。確かに今勝てるとしたら、二人で挑むしかないとはいえ、流石の判断の早さ。自信もあくテラスを使い、リザードンで挑む。
しかし、ソウブレイズをリザードンに乗せろというフリードの言葉に対して、明らかにどうするか迷っている間が挟まれるアメジオでちょっと笑ってしまいました。
二人がかりでの攻撃でしたが、レックウザの放ったガリョウテンセイにより、一撃で瓦解。ここまで使ってこなかったこの技を使わせるところまで行かせることには成功したものの、まだまだ届かないようです。
ニャローテ
二匹のテラスタルを使った戦いをどこか、一歩引いた眼で眺めていたリコ達。ニャオハの驚いて眺めるような目が印象的でした。
しかし、そんな二人ですら叶わない黒いレックウザ。自分たちでは無理なんじゃないかと諦めかけるリコに対して、奮起するロイとホゲータ。そんな、二人の姿を見たからこそリコとニャオハも最後まで戦おうという意思を振るわせることができるというのは、二人の主人公がいる意味が生きているようでよかったです。
そして、仕掛ける最後の攻撃、リコのニャオハがニャローテに進化、ホゲータもニトロチャージでつっこみ、何とかレックウザの頭に一撃を入れることに成功。
流石に、ここまでのバトルのダメージの蓄積が効いたのか、かなりひるんだ様子を見せたレックウザ。最後にリコを見つめたのは、ルシアスの姿とリコを重ねていたのかもしれません。
ニャローテは、ちょっと目つきが鋭くなり声もりりしくなってだいぶかっこよくなっていました。二足歩行で歩くようになり、かなり人間味のある雰囲気が出ている。それでも、ホゲータと一緒にいる時は前のように一緒に駆け回っていたりと、ニャオハなんだなという部分もしっかり残っていてよかったです。
学園編へ
助けてもらったリコの俺に対して、「勘違いするな、レックウザは俺の獲物だ。」とテンプレのようなセリフを言いながら去っていくアメジオは実にアメジオ様といった感じ。
リコとロイ二人は、今回も黒いレックウザに負けてしまい意気消沈。それでも、ここまで来た道筋の中で得た成長は確かにあったと、思い出させるフリード。
そんな二人は、今回のバトルで見たテラスタルを学びたいとフリードに教えを乞う。その流れで向かうのが、オレンジアカデミー。船の修理の間、ゲームでも舞台となったオレンジアカデミーでのテラスタル修行編がスタートとなるようです。
その裏で、エクスプローラーズは、テラパゴスの力を解放させるためにリコとロイの六英雄探しには手を出さないことが決定。何やら、サンゴたちもリコ達の監視の名目で学園に入学となるようです。ギデオンに礼をする面々でしたが、スピネルの目線が気になるシーンも挟まれ、何やら企んでいるのは間違いなさそうです。
さて、ギデオンの姿がちらっと映り、何やらルシアスの事を思っているような言葉を放つ。話ぶりからするとルシアスと直接面識のある人物という事なのかもしれません。そういえば、ギデオンの側にいた白いジガルデのような姿も気になるところ。こちらは、もしかしたら次のポケモンレジェンズにも何か関係があったりするのでしょうか。
次回『ドキドキ!オレンジアカデミー!』
いよいよ次回から、パルデアの学校に向かい『テラスタルデビュー編』スタートとなるようです。学校には、いきなりサンゴたちも入学、ちらっと見えた範囲では、リコがテラスタルを使っている姿もありました。
そして、久しぶりにセキエイ学園での同級生アンも登場、ミジュマルもフタチマルに進化しているようです。服装はリコと同じようにセキエイ学園の制服のままだったので、こちらもリコと同様にテラスタル修行のために留学といった形で消火。今後は、郊外学習でジムリーダーを巡る流れになるようなので、少し出番も増えるかもしれません。
そういえば、OPやEDについてはまだ発表されていませんが、やはり第三部でも変わるのでしょうか。次回お休みとなるようなので、再来週が楽しみです。
コメント
コメント失礼します。
エクスプローラーズを見ていた思ったのですが、彼らのモチーフって単純に宝石の名前だけでなく、それぞれ歴代ポケモンシリーズの特徴を模している気がしてきました。
ボスのギデオンは長生き、ジガルデとXYを彷彿とさせる。アメジオは黒と白(?)に分かれた髪がBW。サンゴはそのまま、海のサファイアなどと。
歴代作品がモチーフの一つになっているのならば、全員が強いのも頷けます。
今回登場のジガルデはまさにギデオンとXYとの絡みを匂わせるような感じもありましたね。
4月からのお話はサンゴたちも学園にとのことでかなりエクスプローラーズとの絡みも増えそうでどうなるか楽しみです。