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狼と香辛料 令和6年新アニメ 3話『港町と甘い誘惑』 感想

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2024年春に放送開始の作品、原作:支倉凍砂、総監督:高橋丈夫狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』3話『港町と甘い誘惑』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

3話『港町と甘い誘惑』

リンゴとテンの毛皮

少し大きめの港町に入るという事で、ホロの姿を知っている人に見られるのではないかと懸念するロレンス。ホロの姿については、美しい娘の姿で現れるという話が伝わっていますが、奴らはわっちを見ても気づかぬよな。と少し微妙な表情で語るホロ。もしかしたら、気づいてほしいなんて気持ちも少しあるのかもしれません。

そうこうしている中、港町にあるリンゴ。ホロは食べたがる雰囲気を出していますが、気づかないふりをするロレンス。荷馬車の後ろまで走って眺めているさまは可愛かったです。そんなロレンス、ホロに、「リンゴ食べたいんじゃが?」と言わせることに成功するも、与えた銀貨丸々使ってリンゴを買われてしまう。

とはいえ、ただ銀貨一枚貰っただけは済まさないのがホロ。以前から運んでいたテンの毛皮の販売では、りんごを乗せておいたことで、リンゴの香りを毛皮につけ、より高く売るという手を見せる。このシーンは、原作でも結構印象的なシーンだったので、いつ頃来るんだったかと思っていましたが、今回登場。

しかし、このあたりの、ホロとロレンスの互いにやり込めあおうとするやりとりはよい流れ、結局ホロに一杯食わされるロレンスが、実にロレンスという感じでした。

そして、港町に来た本来の理由、前回の話であった、銀貨の件の話にうつる。ひとまずゼーレンとの契約は進行。しかし、両替屋の元に集まる銀貨は、最近のものほど銀の含有率が減っていることにホロが気づく。ゼーレンの話では、逆に銀の含有率が今後増える故に、今買っておけば儲かるという話だったのに、その逆の事態が進んでいるという状況。ゼーレンのついた嘘とは何なのか。今回ラストでは、何やらそのからくりに気付いたロレンスが動き出しましたが、果たして何が起きているのか。

正直、このあたりはすっかり頭から抜けているので、どうなるのか楽しみです。

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