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君は008 全体と最終話感想

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君は008最終回感想 エンタメ
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君は008

2024年4月24日に発売された週刊少年サンデー2024年22・23合併号にて、松江名俊による漫画『君は008』の最終回が掲載されましたので、最終回と全体の感想記事です。

週刊少年サンデー2024年22・23合併号
「君は008」の最終回が連載された週刊少年サンデー。

最終話・全体の感想

最終回は、守り切った平和な日常を堪能する、という平和を守るスパイを題材とした本作のエピローグといった感じのお話でした。

すっかり家族として受け入れられたあやめちゃんでしたが、明石エイトに引き寄せられルルスにアユーシまで、向かいの家に引っ越してくると、確かにまだしっかりと決着はついてませんでしたが、すっかり恋人ポジションが安定している中でもぐいぐいくる感じにはちょっと笑ってしまう。

ラストシーンでは、ある意味、物語の根本でもあるあの人も帰ってきてハッピーエンドといった感ですっきりと終わる作品でした。

個人的には、明石エイトがちょっと優等生過ぎたのかなと思うところはあり、主人公として面白みに欠けるかなという感じもありました。すごくいい子、頑張り屋で、良い主人公ではあるのですが、周りのかなり癖の強い面々と比較するとどうしても薄味な印象を受けてしまいます。

敵であるドグラマグラ、特に四天王の面々は、それぞれ個性がありそれぞれのエイトと関わる中で、与えられた感情に縛られる中見せる葛藤が面白かったです。ただ、ラスボスにあたるドグラ・マグラ本人については、すごい未来を実現させたいという根っこの部分こそ面白かったものの、いざ戦い始めると後出しじゃんけんのようにやりたい放題してくるだけという印象が強く、ラストバトルについては少し盛り上がりにかけたかなという気もします。

最終決戦終了後は、思っていた以上にじっくりエピローグが続きましたが、ドグラ・マグラの戦闘員が命令の元とは言え、少しずつ馴染んでいこうとし、その様を見てファントムが考え直すエピソードだったり、野原の恋愛話なんかが繰り広げられ面白かったです。

全体的に、こういう日常パートの描写が楽しい作品でした。

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