サイレントヒルアセンション感想第108回事故【SILENT HILL: Ascension】

SILENT HILL: Ascension(サイレントヒルアセンション)

サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。

選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。

第108回事故感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。

製鉄所でクリスタと共に行われる、アセンションの儀式。

そこにやってくるノラ、兄の真実を聞いた後、私の家、貴方の家に行った。そこで見つけた複数の手紙。何やら、この手紙を送っていたのはレイチェル自身だった様子。

あんなことが起きるはずじゃなかったというレイチェル、製鉄所での事故の日、業績が落ちていた会社のために、従業員を激しく働かせるため、あの日レイチェルは入り口の鍵を閉めていいたという事が本人の口から語られる。

怒るノラは、レイチェルにナイフを向けるも、後ろから来た触手に絡め引きずりさられる。

そんな中、儀式を終わらようと再びの儀式を終わらせに進む。

レイチェルは、前回も何やらジョイ絡みで罪の告白がありひと段落したのかと思っていましたが、思った以上というか、さらに事故の件まで絡んでいたと、なかなかどうしようもない状況になっていたことが明かされる。

ちょっと話を聞いていて、ここまでのお話の茶番っぷりに思わず笑ってしまったのですが、どんな感情でジョイを殺したのか、トビーを見捨てたのか、現実を見ないふりをしたのか、もはや、どうしようもなさそうです。

ここまでの選択肢次第では、何か変わっていたのでしょうか。

アストリッドサイドでも、イングリッドとエヴァの幻覚の中で物語が進展。

アストリッドが、前回エヴァに謝っていた件は少し気になっていましたが、その理由が判明。

銃乱射してしまったエヴァを殺すためのトリカブトを集めてきていた、つまりエヴァを殺すことに加担していたというのがアストリッドの罪だったようです。

レイチェルと同じタイミングでアストリッドの罪も明かされる展開が挟まれましたが、正直、ここまでの状況を明かされると、こちらはまだわかる展開。前回のエヴァの反応と言い、そのことに関しては既に許されているような気もしますが、果たしてどうなるのか。

クリスタ、レイチェル達の儀式の最中、何やら大きな音が鳴る。ノラを引きずりやってくる怪物、一時はフェイスが怪物に近づきますが、戻ってきたフェイスはレイチェル・クリスタと共に儀式を終わらせようとする。

儀式の中、クリスタとレイチェルの顔は不気味に笑いますが、フェイスの顔に笑みはなし。

レイチェルが呪文を唱える中、怪物はレイチェルをつかみ、その不気味な顔に引き寄せる。目覚めるとその場にはレイチェル一人が残されていました。

今日は新規の投票はありませんでした。

レイチェル、アストリッド二人の罪が明かされたお話。レイチェルサイドは、家族はバラバラ、レイチェル本人も怪しい儀式に頼る始末と、もうどうしようもない気がします。ここまでの選択次第では、もっと他の道があったのでしょうか。

アストリッドサイドは、母への反抗、ジョイへの謝罪と色々済ませており、救われそうな気配も見えますが、今週でラストとなるのでしょうか。