2024年春に放送開始の作品、厡作:あfろ 監督:登坂 晋 によるゆるキャン△アニメシリーズ第三期『ゆるキャン△ SEASON3』の6話『それじゃあまた、いつか』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
6話『それじゃあまた、いつか』
なでしこと綾乃
今回のお話は、なでしこと、綾ちゃんのお別れに焦点が当たったエピソード。
キャンプを終えて、最後に三人での観光。当然電車移動のなでしこと、バイクで動く二人は移動ルートが違うはずですが、なんだかんだきっちり合流していてえらい。今回、初のなでしこ単独行動エピソードという事で、そっち方面でも何かトラブルが起きるのかなとも思っていましたが、なんだかんだ最後まで問題なくきっちりやり遂げられました。今後も、なでしこ一人でキャンプに行くようなお話も挟まれたりするのでしょうか。
綾ちゃんとのお別れのエピソードでは、幼いころのなでしこが、他所の家族にぬるっと仲良くなっていたりといった、綾ちゃんだからこそ知っている回想も挟まれ、この二人の付き合いの長さが感じられました。そして、そんな二人だからこそ、今回ラストに訪れる再びのお別れの時の寂しさ、そして、それでも新しい町で新しい友達を見つけられたなでしこに対する綾ちゃんの寂しさと、良かったねという安心感が感じられる良いお話でした。
一度は別れる流れになっていても、帰る直前その帰宅の道を想像して帰りたくないとなる綾ちゃんには少し笑ってしまいましたが、大変なものは大変。何となく気持ちもわかる塩梅の展開でした。
おいしそうな料理
相変わらず料理に関しては美味しそう、冒頭の生ハムとクリームチーズのカナッペ辺りは、気軽に作れそうで自分でもやってみたくなりますし、途中寄ったお店で食べていた渓流ソバについても、何やら川魚一匹ドカンと乗っておりなかなかインパクトあるビジュアルで美味しそう。
たくさんの吊り橋
今回も、吊り橋に関するエピソードがたくさん。今回のエピソード開始時にもたくさん吊り橋があることは語られてましたが、ここ3話の間だけでもかなりの吊り橋が登場して、正直思っていた以上でした。
今回登場したのは、何やら最強の吊り橋『夢想吊橋』、名前の時点ですごいですが、現在はすでに崩壊が進んで、もう渡れないという注釈がつくほどの吊り橋。今回、3人が渡っているシーンでは、まだ形を保っていたその吊り橋。しかし、その直前に描かれた一瞬は3人が渡っているシーンよりもかなり状態が悪く見え、おや?と思いましたが、もしかしたら、アニメ化に合わせ取材に行った際の状態が描かれていたのかもしれません。
しかし、今回の一連のエピソードでも結構大きいウェイトを占めていた、牛100%ハンバーグ、折角手間をかけて買ってきたのに、普通に通販で買えてしまうというオチにはちょっと笑ってしまいました。
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