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米原さんの目的は? イシナガキクエを探しています(3) 第3回 感想・考察【TXQ FICTION】

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2024年5月18日配信、プロデューサー 大森時生、安東弘樹、サーヤ ラランド、帆足健志 出演によるフェイクドキュメンタリー『イシナガキクエを探しています』第3回放送の感想と考察になります。

放送でのネタバレも含まれますので注意してください。Tverなどでも視聴可能となっています。

イシナガキクエを探しています(3)

前回の情報の振り返り

前回判明した二つの気になる要素、心霊系Youtuberであるキラフさんにより廃墟で見つけた写真については、解析の結果米原さんが持っていた写真に写っていた人物と同一人物である可能性が非常に高いとのこと。

さらに、上田さんが池で拾ったビデオテープについては、不確定な情報より情報を整理中、状況が確認できたら皆様にお伝えしたいとのことでした。結局、こちらについては、特にその後も続報はなく、番組から何かを伝えられることはありませんでした。

過去にもイシナガキクエを探していた米原さん

今回の放送では、新たな情報として、1987年に放送された人探し番組に米原さんが出演し、探していたことが判明。

結局その番組でもイシナガキクエは見つからならず終了かと思ったところで、何やら若き米原さんは司会者たちに詰め寄って話をする。

その映像は何やら音が乱れていたのですが、修復した音声では、「何体も処理しているんです。35も。見つからないのが一番いいんですけど。この世にいないってことを確認してほしくてここに来ました。」といった内容が含まれている。

この35という数字は、特に具体的な要素はないものの、どことなく前回の心霊Youtuberが見つけた写真の枚数と近い者なのは気になる所です。

更に米原さんは、ここで何やら電話番号と住所をカメラに映して表示していました。こちらの住所と電話番号から更に情報が増えていきました。

米原さんが示した先

米原さんが示した先にあったのは、稲垣さんという人の家。今住んでいる稲垣さんは何も知らない様子でしたが、その母親である稲垣乙さんについては、占いや祓いの仕事をしており、何かに関わっていることが示されました。

そこに残されていたのは、留守電を記録したテープ。そこには、米原さんより電話がかかっており、「いつぞやは、どうもありがとうございました。1体見つけましたので、処置の方お願いしたくお電話しました。代理人、私の方で用意。今回もよろしくお願いします。」といった内容。

この電話については、1990年代の物とのことで、先ほどのテレビ番組の放送の後の物とのこと。テレビ番組出演後も、米原さんはイシナガキクエを探しつづけており、ついに1体見つけてしまったと考えると話がつながる気もしますが、詳細については不明です。

もう一つ気になるのは、代理人は、私の方で用意という言葉。結局この代理人についても謎のままですが、果たしてこの言葉は何を意味しているのでしょうか。

米原さんからの留守電はこれだけでしたが、個人的には直前に流れたメッセージも気になる所があり。「川の方に入った者がおりまして、お払いの方お願いしたいと思います。できるだけ早くお願いいたします。」という内容でしたが、どことなく前回流れた湖の中の何かと同じく水の中の物というのが気になる所。この辺も何か関わっているような気がしました。

米原さんの死因

今回の放送のラストでは、米原さんの死因についても触れられる。米原さんお家の近くの畑での焼死、近くにはポリタンクとライターがあり、米原さんは焼死していたことが明らかになりました。

単なる自殺にしては理由もよくわからず、米原さんの死についても何か関わっている様子です。

イシナガキクエを探しています考察

米原さんの立場

今回の話を見ていると、米原さんや稲垣乙さんたちは、イシナガキクエを見つけて祓おうとする立場であることが推測できました。

特に米原さんは、積極的にイシナガキクエを探しており、過去の映像の時点で35体、更に1990年には追加で一体は、何かを見つけ、処理をお願いしていたことがわかる。

そして、イシナガキクエを探そうとしつつも、見つからないならその方が良いという米原さんの言葉から、イシナガキクエは、何かよくないものであることも推測されます。

このあたりをまとめて考えると、イシナガキクエを見つけ、払おうとしていたというのが米原さんの立場であったことと考えられます。イシナガキクエは、いないならいない方が良いが、仮に見つけられなければ問題がある故に、必死に情報を求め続けていたと考えると自然なのかも。

処理とは?

これまでの放送の情報をまとめて考えると、前回の学生が見つけたビデオカメラの中、水中にあったものが、イシナガキクエが処理されたものだったのかも。今回の話に合った、川に入ったものがいてお祓いを頼んだというのも、このビデオカメラの件のように、処置したイシナガキクエを探す人がおり、イシナガキクエに触れてしまった場合、もう一度払う必要があったという事を表していたのかもしれません。

まだまだ謎は多いまま

色々と考えてみましたが、やはりよくわからない部分が多いまま終わった本作。

結局、米原さんが死んだのはなぜなのか、米原さんがイシナガキクエをなぜ探しているのか語らなかったのはなぜなのか、米原さんの死後家に来ていた人は女生徒は誰だったのか、彼の言う代理人とは何だったのか、色々なことがわからないまま終わった本作。

しかし、そのわからないあいまいな部分があるからこそ、視聴者一人一人が想像していく楽しさというものを感じられるのかもしれません。この三週間ほど、追いかけてみて楽しい作品でした。

配信サイト情報

テレビ東京で4月29日に放送された番組ですが、Tverでは1話は5月31日まで視聴することが可能。放送は見れず気になる方は、こちらで見てみるとよいかもしれません。

またU-NEXTでは、過去エピソードまで含めて常時配信されているようで、後から見たい方は加入されてみるのもよいかもしれません。

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