2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
12話感想『爆上エンジン』
ゴーオンジャーコラボ回
何やら新たな改造隊長に対して愚痴っているサンシータ三人組と、それを聞いていた改造隊長といった感じのスタート。前回言っていた通りキャノンボーグがここからは仕切るとのことで、イターシャのイグニッションの仕事も奪われてしまう。キャノンボーグはキャノンボーグでいい声をしているのですが、しばらく、イターシャが担当から外れるとなると、ちょっと寂しい気もします。
久しぶりに錠が警察の仕事をしているところが流れ、そこにやってくる迷子の子供と、ゴーオンレッドこと走輔。一般の方はこれ以上と言って止める錠の話を聞かずに走り出し、早々に母親を見つけてくる様は流石といった感じ。
その裏で、大也達の元には、スピードルが遭遇。たまたまこちらの世界に来た際にぶつかってしまった何かの邪悪な影響を受け、巨大化できなくなってしまったとのこと。
今回ラストで判明しましたが、ぶつかっていたのは地球にちょうどやってきた際のキャノンボーグだった様子。まさに交通事故といった感じの運の悪さでした。
下駄の苦魔獣
今週、キャノンボーグにより作りだされたのは、下駄の苦魔獣。何やら昭和の番長風のデザインで、人々の靴を下駄に変えてまわるというなかなか緩い感じの悪事を働く相手。高い靴を変えられてしまった故か、単に下駄が嫌だったのかはわかりませんが、それでも出てくるギャーソリン。
ブンブンジャーとの戦いでは、片足50t、両足合わせて100tの下駄を履かせることで行動不能にして殴りかかってくるという地味に嫌な動き。すぽっと足が抜けそうなデザインの下駄でしたが、抜けないと言っている以上は抜けないのは仕方ない。
しかし、絵面こそギャグのような状況ですが、足が動かないので攻撃を喰らうしかないという絶体絶命のピンチにやってくる走輔。ゴーオンレッドに変身、ブンブンジャーと同じく下駄攻撃を受けるもその重さを受けてなお走り抜けるという力技で解決。
今回のロボット戦闘では、スピードルが他の面々もつれてきてエンジンオーへの合体も果たす。CG前回のブンブンジャーロボとの協力バトルは、なかなか派手アクション、共に力を合わせた地獄車での攻撃なんかは、CGじゃなきゃなかなかできなさそうです。
順当なコラボ回
キングオージャーでのキョウリュウジャーコラボ回は、何やら本筋にも絡めようとしていたり、かなり力のこもった展開だったのに対して、今回のコラボは、助っ人としてやってきて力を貸してくれるというスタンダードなコラボ回となりました。炎神たちのその後についても、ちらっと触れゴーオンジャー向けのファンサもちょびっとあり、安定したお話。
ヤルちゃんと、スピードルが似ているという話がちらっとありましたが、このあたりは、何か理由があるのか、単に似ているだけだったのかは、ちょっと気になる所です。
最後の最後お別れの際には、ブンブンレッド予備を大也に訂正され、わかったと言っていましたが、果たして本当にわかっていたのかはちょっと気になる所でした。
次回13話『裏切りの調達屋』
何やら爆下がってしまったブンブンジャー面々がピンチに落ちるといった感じに見える次回。玄蕃がハシリヤンに寝返ったんじゃとのことですが、バクサゲをどうにかするために近づいているといった感じでしょうか。
次回、ブンブンサファリが登場しますが、何やらサファリパーク向けのバスをモチーフ似ている様子。猫でバスというと、カクレンジャーの猫バスっぽさも感じるますが、顔がついているあたりは、炎神ともちょっと似ており、今回のゴーオンジャーとの遭遇からインスピレーションを受けたデザインなのかも。
予告でブンブンジャーロボが戦っていた相手が、黒いブンブンジャーロボのように見えたのは気になる所、ハシリヤン由来の何かではありそうですが、ブンブンに絡むお話もあるのでしょうか?
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