2024年5月22日配信開始、週刊少年サンデー2024年26号で連載された龍と苺192話『決勝の相手』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
決勝の相手
今回のお話は、前回のエピソードにて対戦相手となっていた、千華に絡んだエピソードが展開。
千華については、全身が動かなくなるALSという病気のさらに派生型にかかっていたとのことで、体が動かせず意識のみで接していたという事も描かれ、本人の姿も登場。千波のこの時代は、ALS自体の治療法は見つかっていますが、それで対処できない新しい型のものに千華はかかってしまっているとのこと。
千華の電脳空間にて、そばにいた女性こそが、決勝の対戦相手西田であり、中身は普通の男性。てっきり、千華と同じように体を動かせない人通しで電脳空間で触れあっていたのかと思いましたが、体を動かすことができる人も、ヘルメットのような装置を通して、電脳空間にアクセスできるようです。
藍田苺については、医療関係者からも疑問が上がっているシーンが写されており、この時代の医療技術においても謎の存在というところを改めて強調。
準決勝での戦いでは、対戦相手から、かつての藍田苺のように、自分のペースに持ち込んで勝ちに持ち込んでいると予想されていましたが、今の苺ちゃんからすると単に相手に見えた隙をつき続けているだけとのことで、現在の竜王戦の試合に出ている相手とは、圧倒的な実力の差がある様子。
そんな中始まる決勝戦、千華からしても、強いと言わせるほどの人物の様で、ここまでの相手とは少し違う展開が見られそうです。西田については、今回千華に対して何やら思い入れがありそうな様子も描かれており、千華の治療できる何かを藍田苺が知っているのではないかと、かなり覚悟を決めての戦いとなりそうです。
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