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狼と香辛料 令和6年新アニメ 9話『甘い蜜と苦い鎧』 感想

狼と香辛料9話甘い蜜と苦い鎧感想 アニメ
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2024年春に放送開始の作品、原作:支倉凍砂、総監督:高橋丈夫 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』、狼と香辛料 令和6年新アニメ 9話『甘い蜜と苦い鎧』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

9話『甘い蜜と苦い鎧』

ノーラの苦境

前回ラストにて別れた羊飼いの少女ノーラ。狼の護衛としての彼女の仕事を進めようとするロレンスでしたが、商会の面々からは、関わらない方が良いという忠告をうける。その理由は、教会から目を付けられているという事実から。狼が出没する地域を探索して無事なのは彼女だけ。何やらそこに裏があるのではないかと、教会は考えている様子。

ノーラ自身から教会に対してもっと安全な地域で羊をつれていきたいと言ってみても、神に守られているから大丈夫といって話を聞いてくれない。結局のところ協会は可の情の事を信じていない故に、常に危険な地域に送り、無事に戻ってこなければ、やはり神を信じていなかったのですね、と片付けてしまおうとしているようです。

一見信用されているように見えるが、その裏一切信用されず邪険にされているという、どうしようもない状況に陥っているノーラ。今回の話では大きくピックアップされることはありませんでしたが、彼女の不遇な立ち位置は今後のロレンスの苦境とも重なってきそうです。

ロレンスの苦境

前回から不穏な空気を漂わせていた、ロレンス周りの話もその事実が今回判明。

本来北の大遠征がある故に、常に安定してた武具の価格が、遠征が中止となったことで大暴落。ただそれだけならば、武具を買い取ったロレンスが大損をしただけとなるのですが、更に今回その武具の買い付けを信用買いで行っていたというのがロレンスを更なる窮地に追い立てる。

武具を売る商会に一時的な借金をして、自分の手持ちのお金以上の商品を買い付け、それを売ることでより大きな利益を出そうとしたロレンス。しかし、今回その商品がが暴落、本来は今回仕入れた武具については、買いつけ先、売り先が決まっている商品故に、ほとんどリスクがない商品ということで、信用買いに踏み出したロレンスでしたが、今回それが大きく仇となる。

借金をして商品を買ったロレンスでしたが、借金をして商品を買いつけた商会が破産したことで、ロレンスの借金が本来商品を買いとってもらうはずだった商人に抑えられてしまう。

その結果、ロレンスの手元には碌な金にならない武具と、大きな借金だけが残ってしまうという事態に。金を返すことができなければ、もはや体で返すしかないロレンスは、その後どのような重労働に使われるかもわからない状況なり、非常に苦しい状況に立たされることとなりました。

今回、そこにダメ押しとなったのが、ロレンスがお金を借りて回った最後にかけられた言葉。商売である以上時に失敗することもあり、それを助けようとしてくれる商人もいたはず。しかし、ホロと一緒に頼みに回ったことで、女を不真面目に頼みに回っているように見られてしまう。

基本ロレンスをからかいにまわるスタンスのホロですが、ロレンスの苦境を肌で感じ取ってからは親身に力を貸そうとしてくれる。しかし、その行動自体がロレンスをより苦境に陥れてしまうというつらい展開。

それを聞いたロレンスも、思わずホロに当たりそうになってしまいますが、ホロに悪いところは一切ないことはわかってる。それゆえに、すぐに言葉を収めることには成功しましたが、それでも口に出てしまったものを消すことはできない。

絶体絶命のピンチの中で、二人の関係が少し揺らぐ中、果たしてここからどのようにお金を稼ぐ算段を見つけ出すのか。次回が気になる所です。

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