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終末トレインどこへいく? 10話『これこそ反抗と退廃の証』 ネタバレあり感想・考察

終末トレインどこへいく?10話感想 アニメ
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2024年春に放送開始の作品、監督水島努、シリーズ構成:横手美智子、キャラクターデザイン:西田亜沙子による『終末トレインどこへいく?』10話『これこそ反抗と退廃の証』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

10話 これこそ反抗と退廃の証

池袋目前まで到着

てっきりもう少し間の駅を1話挟むのかと思っていましたが、今回の話では池袋目前椎名町駅にまで話が進行。途中の駅についても、何があったのかはわかりませんが、全部あってるとのことで、何らかの出来事も起きていた様子。このあたりは、何かほかの媒体で触れられるのかちょっと気になる所です。

椎名町駅へ向かう直前では、まさかの静留の父親と、消防団のおじさんたちとの再会。吾野出発時には、動物だったおじさんたちは、何やらファンシーな姿と妙な語尾を話す存在に変化している。それでも、静留が父親だと判断できたのは、その特徴的な前掛けを付けていたから。久々の父親との再会でしたが、父の方も締めっぽい感じのキャラクターではなく、静留の父というのがよくわかる人物で、割とあっさり解決。父親たちは一度吾野に戻ることになった様子。

父親たちは、椎名町駅にて、動物の姿からこのファンシーな姿に変えられてしまったとのこと。更には、その時葉香らしき姿も見ていたことが語られ、葉香の件についてより詳しく静留達に語られることになりました。

しかし、トロッコを使って線路の上を旅していたようで、こちらはこちらで帰るのもなかなか大変そうです。

混沌とした椎名町駅

葉香の情報を得た静留達は、再び池袋を目指して進む。父親がファンシーな姿に変えられてしまった、椎名町駅に関しては、完全にスルーしようという賢い選択肢を取ろうとするも、道が途切れており進むことができない。地図に描かれていた線路の間が描かれていなかったのは、実際に線路が途切れているからだったということがわかる。

椎名町駅に仕方なく降りる面々でしたが、ちらっと見かけた警察署の逮捕者の上に書かれた茶椀蒸しに興味を惹かれる。何らかの拷問と勘違いしていましたが、流石に反抗した人が茶碗蒸しにされている、という発想はでてこない、というか出てこないのがふつう当たり前か。

椎名町駅で待ち構えていたのは、何やらベレー帽をかぶった三人組。回想シーンでは4人いましたが一人は静留の父に倒されてしまったようです。

ベレー帽の力を使う事で、何やら自分たちの好きなように世界を作り変える力を得ていた漫画家面々、静留達を劇画風だったり、カイジ風だったり、ファンシーな作風に書き換えてしまったりとやりたい放題。

見た目だけでなく、性格や話し方まで変わっており、まさに別作品のキャラクターのような渾沌さ。散々父親のファンシーな口調を気持ち悪がっていた静留が、まさに父親と同じ作風に帰られてしまったというのにはちょっと笑ってしまいました。

そんな、わけのわからない状況に対処したのは、父からベレー帽を貰っていた昌ちゃん。持ち前の想像力で、ベレー帽の力を使い対抗。しかし、結局他の面々がベレー帽を使っても効果を発揮していたのを見るに、特別想像力が必要というわけでもなかったのかもしれません。

何やら、この力については池袋の人からサブスク形式で課金してもらったものとのことで、葉香の力の一部を分けてもらっているといった感じなのかも。

何とか漫画家集団を撃破することに成功した静留達。崩れていた線路も、帽子の力でそのようにされていただけだったようで、線路は繋がり何やら禍々しい池袋の姿も見えてくる。

いよいよ次回、池袋に突入、葉香を求めて最後の戦いが始まるようです。

そういえば、渾沌にも椎名町駅で静留達を待ち受けるようなことを言っていた気がしましたが、今回は姿を見せていませんでした。練アリの面々が倒されてしまった原因でもあった椎名町駅は終わり、池袋にてそちらの話も何かあったりするのでしょうか。池袋にてアリス達復活なんてこともあるのかもしれません。

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