こちらの記事は、新アニポケ52話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第53話「ミブリムと、この世ならざる者」
ホラー回?
前回、ライムからこの世ならざる者の話を聞いたロイ、そのポケモンを求めて森へと向かう三人。
今回は、冒頭でのリコ達にそっくりなキャラクターの登場といい、その後の不気味な森のお話といい、何やらホラーテイストな話が来たのかなと思って見ていましたが、だいぶその予想は裏切られることに。
リコのそっくりさんたちが、リコ達にそっくりだったのは本当にただの偶然だっただけ。てっきりあとで出番があるのかと思っていましたが、それもなし。なんでわざわざそっくりにしていたんだろうと思いながら見ていましたが、その理由は話が少し進むと判明。マンキー達の食料に繋がる蔦を切ってしまい、マンキー達がリコとそっくりさんを勘違いさせるためにそっくりだったようです。
リコ達は、その事実に気付き、マンキー達のために食料のある樹へと続く梯子をかけてあげようとする。いいシーンではあるんですが、何やら急に前クールのOPが流れ出したのは、ちょっと唐突感もある流れ。
コノヨザル大乱闘
今回は、マンキー、オコリザル、コノヨザルの三匹に焦点が当たったお話だったのですが、途中辺りからあまりの勢いと想定外の展開が続き、ずっーと笑いながら見ていました。
何やら怒り狂ったマンキー達は投石攻撃をしかけてリコ達を狙っていたのですが、さらにコノヨザルまでやってくる。絶体絶命のピンチかと思いきや、ミブリムの活躍により、何やらマンキー達の怒りの矛先がコノヨザルへと向かい、リコ達を放置して大乱闘が始まる。
その隙に、リコ達が食料へ繋がる橋をかけ、無事終了かと思いきや、何やら喜んだマンキー達が地面を揺らす。その結果、なぜか上から崖上から岩が転がってくる。てっきり、何か岩の奥に遺跡でもあって、六英雄絡みの話に繋がるのかな、と思って見ていたら、単にその岩がマンキー達を直撃。
そして、始まる再びの大乱闘。数匹混じっていたオコリザルは、コノヨザルに進化し、まさかのコノヨザル三匹+マンキー達の大暴。この流れがあまりにもスムーズに繰り広げられ、混沌とした展開に思わず笑ってしまう。
途中から聞こえてくるのは、キッ!キッ!とマンキー・オコリザル・コノヨザル達の鳴き声ばかり。
あまりにもどうしようもない、マンキー達の生きざまを見ていると、もうこいつら放っておいて逃げたほうがいいんじゃないかな、と思ってしまうほど。
しかし、それでもミブリムは、彼らを静かにさせようと近寄っていく。しかし、当然そんな話は聞きもせず続くコノヨザル達の喧嘩。それを見て、時に話が通用しない生き物が存在することを察したのか、ミブリムが進化。テブリムとなり問答無用でコノヨザル三匹を殴り倒すという、あまりにもあんまりな展開そして、黙らせて静かになった後は、回復してあげるテブリムの姿にどうしても堪えきれずに笑ってしまいました。
何やらリコちゃんは、この一連の流れを見てこれならいいレポートが書けそう!と言っていましたが、果たして本当にここからいいレポートが書けるのかな、と思ってしまうラストでした。
流石にテブリムとなったミブリムは、これまでのようにリコのフードに入ることはできず、一人で歩くことに。あれはあれで結構かわいかったのでちょっと残念ながらも、テブリムも立派な戦力となったお話でした。
次回『永遠のめぐみ』
次回は、フリードがメインのお話。テラパゴスとラクアについて調べるためエクシード社に潜入、重要な秘密が隠されているとのこと。何やら赤紫色に輝く結晶なども映っており、重要なお話となる様子。
エクシード社は、エクスプローラーズ関連の会社ということなのかも。
その裏で研修中のリコ達のシーンには、さらっとアンとフタチマルが再登場。再びバトルとなるのかもしれません。
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