2024年春に放送開始の作品、Yostarによるゲームのアニメ化作品。 監督・シリーズ構成:山岸大悟 シリーズディレクター:大野木寛、山岸大悟 『ブルーアーカイブ The Animation』の10話『唯一意味のある場所』の感想文となります。ゲームの方は未プレイでの感想記事。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
10話 唯一意味のある場所
ホシノ先輩退学
手紙でのお別れの挨拶を告げてホシノ先輩が突然の退学。そのお別れ自体も全てはアビドスの為、これまで思っていたことを手紙で告げ、一人カイザーPMCの傭兵として働くことで、借金の大半を肩代わりしてもらうというのがホシノの考えだった様子。
しかし、その裏でカイザーコーポレーションの理事は、アビドスへの襲撃を開始。何やら急に襲撃をはじめた理事に対しては、襲う気ならなぜこれまで地道に借金返済で苦しめていたのか、最初意味がわからなかったのですが、話を聞いているうちに何となくわかってくる。
そもそも、ホシノが在籍しているという事が、生徒会が存続していることの証明となっており、カイザーからすると管理組織が存在するところに表向きに襲撃をかけるという事ができなかった。そのため、借金問題を押し付け、ホシノが学校をやめるように誘導。現在の復興委員会は非公式な組織ということで、ホシノが学校をやめたことで、アビドスには正式な組織が存在しなくなり、所有者のいない地域を物理的に掌握しても問題がなくなるといった感じの筋書きだった様子。
これまで連邦生徒会が何の援助もしてくれなかったのも、非公式な復興委員会からの要望だったためということなのでしょうか。
結局砂漠化の方の問題は、いまいちよくわからないまま進行していますが、このあたりにもカイザーが何か絡んでいるのかというのはやはり気になる所。いまいち、こっちの話は進んでいる感じがしませんが、最後に明らかになるのか。
便利屋68の援護
思ったより弱いカイザーPMCの傭兵部隊は地道に迎撃され、思ったよりもピンチ感がない。ホシノもいざとなったら自分を撃ってくれとまで言っていたので、ここで銭湯に駆り出されるのかと思いきやそういうわけでもなく。
とはいえ、相手は数がいるため苦戦し、さらには自分たちが非公式の組織で権利などもなくここで勝っても何も問題が解決しないと思い悩むアビドス面々。しかし、これまで迷惑をかけてきた便利屋による援護があったことで、再び奮起。カイザーコーポレーション理事との戦いに赴く。
何やら巨大なロボまで出してきて、この襲撃にかける本気さがうかがえる理事。しかし、主砲を撃った隙に、逆に主砲に銃を撃ち込まれたことで爆散。かなりの規模の爆発で、流石に死んだのかなとちょっと思いましたが、ぴんぴんしていてやはりこの世界の生き物は頑丈なようです。
何もかもうまくいかないホシノ
皆のためにカイザーPMCに入ったホシノでしたが、全てが大人の手の内で、むしろアビドスを窮地に追いやってしまったことにショックを受ける。
更に、何やらもう一人の人物が登場し、ホシノ自身がねらいであったことを告げる。カイザーとは別にもう一つ思惑があったようで、ホシノは何やら囚われてしまう。
残りの話数を考えると、砂漠化の方は特に触れず、残りの話でホシノを助けて終わりといった感じになるのかも。ひとまず借金問題の方は多少片が付いたようなので、あとはホシノが戻ればひと段落とはなるのかも。
とはいえ、ホシノも契約に縛られている面はある様子なので、そこをどう解決するのかが最後の壁となりそうです。
ASMR発売中
放送前に、色々調べていたら原作ゲームキャラをASMRを発売をされているそうです。こういうゲームキャラでこういう事をしているのは珍しい気がしたのでご紹介。アニメ1話から登場している『ノノミ』のものもあるようです。
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