2024年春に放送開始の作品、 総監督:高松信司 監督:春日森春木 脚本:うえのきみこによるオリジナルアニメ『アストロノオト』の11話の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
11話
見つかる鍵
前回ラスト、突然見つかったミラ達が探していた鍵。元々畑に刺さっていた鍵でしたが、それがどこへ行ったのかを捜索。さりげなく、最初にあすなろ荘にいただろう正吉さんですら、道路拡張後から住み始めていたとのことで、鍵探しは難航するのかと思いきや、何やら家の前にあったポストの支柱が鍵であったことが判明。
まさに灯台下暗しというか、何を思ってそんなところに鍵を残していったのか、そんな大事な物だと思っていなかったのか、色々と疑問が残りますが、ひとまず鍵探しは完了となりました。
ゴシュ星のスパイロボが襲来、鍵を奪おうとするも無事阻止。ひと段落となりました。
ミラさんの送別会
鍵は見つかり、いよいよミラも目的を達成しお別れ。それでも、ミラはあすトろ荘の事を片付けるために1週間ほどは残ることに。
そんな中、宮坂君は、水族館へ共にいくことを約束したり、一緒に梅酒を作ったりとミラさんとの最後の思い出作りに。さらに、あすトろ荘の面々も、ミラさんへの送別会を企画、テルルんのダンスの練習をするなど準備に取り掛かりました。
今回は、その送別会までやり、ラストに何か話が動くのかなと思いながら見ていましたが、終盤急に話が動き始める。
色々急展開
いよいよミラさんとの最後の日。なぜか、ここにきてショーインが唐突に本性を現す。
ミラを急かすショーインでしたが、以前に盗まれたフェイクの鍵を落としたのをミラに発見され、その正体を感づかれる。何やら急にしょーもない感じになってしまったショーイン、ミラをダンボールに入れてそのまま連れ去ろうとするも、宮坂君に見つかる。殴り合いに発展するも、身体能力はすごく低かったらしいショーインは、あっさりと宮坂君に殴り負け。急に下等生物がとかいいだしたり、しょうもない感じになっていたりと、彼は一体どうしたのでしょうか。
さらには、流れでミラさんと宮坂君がキス、告白、からの鍵が起動。あすトろ荘自体が宇宙船、ロボットに変形、そのまま地球を攻めてきたゴシュ星の艦隊と戦う事。こうなる流れは1話からの話を考えると分からないでもないですが、なぜここまで急に流したのかよくわからない展開になってしまう。
さりげなく、ハチの正体がナオスケであったことがあおいちゃんに伝わったり、蓮君のスカート姿が友達に見られてしまったりと、正直そちらの方が話としては気になるのですが、次回、最終回ゴシュ星人との決戦となるようです。
ゴシュ星人が魚の姿なのは、まさか調理されるためなんてことはないと思いますが、今回を見ているとなんだかそれ在りそうない気がして怖いですね。
最終回目前ということで、色々話を動かす必要があったのはわかりますが、なんというかあまりにも急すぎて、割とここまで丁寧にやってきた故に勿体ないとつい思ってしまうラスト前の急展開。
ゴシュ星人絡みはさっさっと終わらせて、次回はエピローグが主体になる気はしますが、果たしてどのように話を終わらせるのか気になる所。ミボー星の現女王もだいぶ地球文化に未練がありそうですし、なんだかんだ王位継承の問題とか割とどうでもよく、皆で地球でご飯を食べて終わりとかになりそうな気もします。
そういえば、公式サイトの最終話でぜんぶいただきます、の謎も次回明かされそうです。この「いただきます」もご飯を食べる方の「いただきます」にかけて何かあるのかもしれません。
コメント