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ガールズバンドクライ 12話感想・評価『空がまた暗くなる』

ガールズバンドクライ12話『空がまた暗くなる』感想 アニメ
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2024年春に放送開始の作品、原作・企画・製作:東映アニメーション シリーズ構成:花田十輝 シリーズディレクター:酒井和男 オリジナルアニメ『ガールズバンドクライ』の12話『空がまた暗くなる』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

12話 空がまた暗くなる

事務所と契約

前回の野外フェスでのライブ、結果は上々といった感じで無事事務所との契約に成功したトゲナシトゲアリの面々。毎月の給料なども保証され、何やら仁菜もギターを見つめ自分用の物を買おうとしているのかも。

しかし、そうはいってもなかなか現実は厳しいようで、何もかもとんとん拍子とはいかない。前回のフェスの結果、仁菜たちも十分評価はされたものの、世間の目が向いているのはダイダス。元より注目度の高かった彼女たち、今回のライブでの音楽の進化がどうしても話題となってしまう。

相変わらず、それが気に食わない仁菜の様子は面白かったですが、そんな中、トゲトゲの元に、ダイダスからの勝負の企画が舞い込む。勝った方が、ドラマの主題歌を獲得するという企画、ダイダスとの直接対決を前に、メンバーの中で意見がすれ違うといった感じのお話でした。

桃香と仁菜

ダイダスとの対決、動員数とチケットの数での勝負とのことで、始まる前からもはや知名度の勝負というのを理解している仁菜以外の面々。例えそうだとしても戦いたいという仁菜に対して、最初から勝てるはずのない勝負に乗り気ではないメンバーも多い。

やるかどうかの多数決、その結果は、仁菜とルパを除き、皆が不参加を希望。相変わらずバチバチやりあうのが楽しそうなルパさんですが、ドラマみたいに飲み物かけあって…を実際にもう既にやっていたと聞いたときのワクワクした表情にはちょっと笑ってしまう。

そんな中、一度はその多数決によって対決を受けないことを認めた仁菜ですが、それでも、ダイダスを前に逃げるようなことはできないと皆の前で気持ちを話す。最後は一番ダイダスとの関係が深い、桃香にその選択をゆだねることに。

現状のトゲトゲは、知名度では全く勝ち目のないダイダスとの勝負。神様でもなんでも頼らなければいけないという状況で、皆で神社に向かう。仁菜の神社仏閣好きという設定は、公式サイトなんかには書いてあったのですが、不意に仁菜の口から出てきた神社仏閣好きという発言は、なかなか拾う機会がなさそうなその設定をついに拾ってきたなと思う。

そんな皆の願い事を聞く中で、桃香はダイダスと戦う事を決める。皆気持ちをそろえての最後の戦いに赴くことに。

トゲトゲ新曲

事務所に所属してからの初めての楽曲づくりは難航。それは、桃香が自分自身の音楽が正しいのかどうかを迷いだしたことから始まる。これまでも描かれてきた、自分自身の音楽が認められるかどうかという、その重圧に対する迷い。

今回、最後の最後まで悩み続けていたように見えた桃香を一歩進ませたのは、今回から登場、エンジニアの中田さん。何やらずっと楽曲づくりの際には喋らず黙って聞いていた彼ですが、最後の最後でこの曲があなたたちらしいという素直な言葉をくれ、桃香自身もその曲を認める流れは、そこまでの頑張りと悩みが認められたようでよかったです。

そんなこんなで作られた新たな楽曲、投稿から翌朝の6時、早々に目覚めた仁菜が見た再生数は103という衝撃のラスト。今回の空がまた暗くなるというサブタイトルは、このあたりの展開を意味していたのかも。

おそらく次回最終回、このタイミングで失敗してダイダスとの対決とはならない気もしますし、単に仁菜が見る時間が早すぎたとか、反映が遅れているとかな気がします。

果たしてここから、どうダイダスとの戦いへとつながるのか、次回気になる引きとなりました。

名もなき何もかも

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