仮面ライダーガッチャード41話感想・考察『神の模造品、虹の祝福！』

2023年9月3より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第5作目の作品『仮面ライダーガッチャード』41話『神の模造品、虹の祝福！』の感想・考察記事です。錬金術師が生み出した人口生命体ケミー。何者かによって一斉に世界に解放されてしまった101体のケミーを集めるため仮面ライダーに変身することとなった高校生・一ノ瀬宝太郎の戦い絵を描く作品。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

41話『神の模造品、虹の祝福！』
次回42話『レッツ捜索、102体目のケミー』
仮面ライダーガッチャード毎週日曜9：00放送中

41話『神の模造品、虹の祝福！』

家出のニジゴン

前回、突如家出してしまったニジゴン。家出してしまった理由については、やはりスパナの話したケミーは戦う事しかできないという言葉に対する答えを探していたからだった様子。

今回はアイドルの女の子との遭遇、それに加え荷物運びの手伝いもしていたとのことで、何やらあっさりニジゴンを受け入れいている町の人々にはちょっと笑ってしまいました。その都度、ミナト先生が記憶を消している様子なのでなかなか大変そう。ライブ会場では、かなりの数の人に見られていましたが、ミナト先生久々に大仕事だったようです。

自分の存在意義に悩む、アイドルのライブ。一人やってこないメンバー、突然のライブ参加自体に避難があふれる中、ニジゴンがまさかの乱入。レインボーブレスでキラキラと輝かせライブを成功に導きました。

応援することができると結論づけたニジゴンとなりました。今回、スパナはその答えを皆が聞いた後に登場したため、まだ伝わらないままとなっていますが、スパナがニジゴンの答えにどう反応するのか気になる所です。

ジェルマン退場

前回に引き続き、今回も冒頭からがっつり出張っていたジェルマン。予告の時点でちょっと怪しく、今回冒頭の戦い、プラチナ＋マジェード二人がかりで苦戦していたゴーレムも何とか撃破、そのついでに一撃で何やら撤退していた当たりからちょっと怪しい感じが増してきましたが、やはり今回で退場となりました。

だいぶ余裕をもって出てきましたが、ニジゴンとレインボーガッチャードに加え、マジェード、ヴァルバラド、が勢ぞろいした状況を相手するには、流石に一人で相手しきれるほどではなかったようで、割とあっさりと撃破。しかし、レインボーガッチャードも3体追加ライダーを召喚、6VS1という状況の中、あまりにも小物な発言が飛び出した時には、もうやられるのが目前、流石に相手が悪すぎたなといった感じでしょうか。

更には、ぼろぼろになったジェルマン、人形扱いしていたアトロポスにより体の中にグリオンのキューブを突っ込まれ、その体をグリオンに乗っ取られてしまう。やはり、アトロポスの狙いはグリオンの復活だった様子。アトロポス、ジェルマンの討伐を対価にりんねちゃんと約束していましたが、この約束は果たして果たされるのでしょうか。

そういえば、デイブレイクの未来は世界の半分をグリオンが手に入れているという話もありましたが、あちらでもこのグリオンの復活までの出来事はあったのでしょうか。劇場版でも何やら絡んできそうなこのあたりの話、ちょっと気になる所です。

そういえば、今回、ニジゴンを手に入れ、全ての人間をマルガムに変えるというのが、彼の目標だった様子。何やらもう一人の冥黒王ガエリヤからは欠片が今回内に戻るという予言がありましたが、果たしてあの予言は何を意味していたのか。グリオンの欠片が内に戻るという意味だったのか、はたまたほかに何か意味があったのか。

スパナとギギスト

黒い炎に関係して、以前から何やら関係を匂わせてきているギギストとスパナ。今回、生身でクロトーを相手するというなかなか無茶な状況のスパナから思わず炎が飛び出してしまう。

それを嗅ぎ付けやってきた様子のギギストは、スパナにその黒い炎の使い方を教えようと勧誘。ギギストの目的は、ジェルマンの排除。三位一体である冥黒王は、そのうちの一人が倒されることで、その力が他に受け継がれるとのこと。今回は、ジェルマンを倒せたようで、おそらくその力はグリオンい持っていかれてしまったようなので、おそらく冥黒王3人が健在という状況は変わったいなさそうです。

ギギストからの勧誘で下が、当然その誘いには乗らないスパナ。とはいえ、現時点でスパナの力が足りていない後うのも事実。今後のスパナのパワーアップに絡む話の中で、ギギストに一時的に力を借りることになるのか、はたまた独自、もしくは鏡花さんの協力の元黒い炎を操れるようになっていくのか。

少なくとも、黒い炎をこのまま身の内に抑え続けるだけではなさそうな展開が予想されます。