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プロは兼業できるもの 龍と苺197話「二刀流の棋士」感想 週刊少年サンデー【2024年31号】

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龍と苺197話二刀流の棋士感想 エンタメ
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2024年6月26日配信開始、週刊少年サンデー2024年31号で連載された龍と苺197話『二刀流の棋士』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。

週刊少年サンデー2024年31号
龍と苺 197話「二刀流の棋士」が掲載された週刊少年サンデー。

二刀流の棋士

いきなり始まるプロ野球の歴史の解説、一瞬何か新しい読みきり漫画化と思ったスタートでしたが、よく見てみると龍と苺。だいぶ、混乱しながら読み始めていましたが、今回登場、苺ちゃんと戦う事となった稲垣蕗兎菟(るーと)の掘り下げとなるエピソード。どうでもいいですが、前回全く読めなかった蕗兎菟は、るーとと読むことが判明。

何やら、未来の世界ではプロの選手も二足の草鞋を履くことが当たり前となっており、将棋であれば、囲碁のプロを兼ねたり、野球選手であればクリケットと兼業するといったことも当たり前のようにある様子。さりげなく、未来の世界では日本でもクリケットのプロが一般にも認知されていることが語られた気がしましたが、主流なスポーツとなっているのでしょうか。

今回の苺ちゃんの対戦相手、稲垣蕗兎菟は、野球と将棋のプロを兼業するという異例の人物。野球に関して、私もちょっとかじってたけどと、過去の事を語るシーンは何やら微笑ましいシーンでした。

ただ、苺ちゃん的には、二つを同時にこなしていくという事に対しては、何やら思うところがある様子。ただ一つの事に本気で取り組むからこその勝負、という思いを感じさせるお話、あえて相手にコマを取らせる動きを取ることで、稲垣の感情を煽ろうとしているようですが、果たして次回どのような戦いとなるのか。

今回の対局前、上座、下座の奪い合いのシーンでは、何やら過去の苺ちゃんらしい面がきっちりでていたのは少し印象的。未来編に入ってからどことなく達観した様子が描かれることが多かったようですが、その性格自体は大きく変わったわけではなさそうです。いまだ謎しかない、100年後の苺ちゃんですが、これは、100年前の若いころの性格がそのままなのか、はたまた、年をとってもそういう部分は変わらなかったのか、ちょっと気になる所です。

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