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狼と香辛料 令和6年新アニメ 14話『新しい町と望郷の思い』 感想

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狼と香辛料14話新しい町と望郷の思い感想 アニメ
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2024年春に放送開始の作品、原作:支倉凍砂、総監督:高橋丈夫 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』、狼と香辛料 令和6年新アニメ 14話『新しい町と望郷の思い』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

14話『新しい町と望郷の思い』

クベルスンへ

今回から後半クールという事で、OP、EDも変更。今週は、ちょうどシーズン切り替わりで最終回後、7月の放送前の谷間の週といった感じで、きちんと放送している作品少な目でありがたいです。

リュビンハイゲンから旅立ち、クベルスンへと向かう二人。ノーラとは別方向だったようで、既にお別れ済みとなり久しぶりの二人旅といった感じでした。そんな二人、尻尾の事をカイロと一緒にするなといいながらも、褒められるとそれはそれで喜ぶホロなど、二人きりだからか、何やらいちゃついた感じの旅路。

その途中遭遇したのは、魚を運ぶ一行。そこでアマーティなる商人と遭遇。ローエン商会所属、年齢を見るにロレンスよりかなり若く見えますが、それでも一人で魚の買い付けをやっているようで、優秀そう。

何やら、ホロに見とれているようなシーンもちらっと映り、その後の町での対応などを見ても、ホロに惚れている様子が見受けられます。クベルスンの事も詳しいようで、次のお話の重要人物となりそうです。

クベルスンへついたロレンスの元には、手紙が到着。何やら今更、北の大遠征が中止となり、武具の価格に注意という一歩遅い忠告。済んだことなので笑ってすましていましたが、情報の大切さがわかるエピソード。

何やら手紙に関連して、ホロは字が読めないという点がちらっと語られましたが、このあたり今回のシナリオに絡んできそうな気もします。

クベルスンでの出来事

さらに今回は、クベルスンにてロレンスの知り合いも登場。既に町にて商売を始めたマルクなる人物も登場。今回は釘をロレンスがマルクへと販売。何やら商人らしい価格交渉が行われていましたが、修業時代からの友人といった感じで非常に仲良さそうです。既に町にて店を構える商人、行商人であるロレンスからすればある意味、憧れる存在でもある彼ですが、今回の町のエピソードではどのように絡んでくるのか気になる所。

そして、今回ラストで、何やらちょっと不穏さを感じさせるのが、ニョッヒラに関するお話。ロレンスが、ホロの元々いたヨイツの場所を知るために、ホロに問いかけた中出てきたのが、温泉街であるニョッヒラという町の名前。

そこからヨイツまではホロが走って二日かかるとのことでかなりの距離。ヨイツの正確な場所がわからないロレンスは、思わずニョッヒラまで行けば後はホロ一人でいけないかと口走ってしまう。

あくまで善意での発言とは言え、そこまで行ったら放り出すともとられてしまう言葉。ホロもロレンスがそんなつもりで言っているのはわかっていてはいても、そこに寂しさを感じてしまうというちょっとしたすれ違い。

流石にロレンスもまずいことを言ったのを理解してフォローに回っていたのには少し成長を感じた気もしますが、動揺する様を隠せないホロの気持ちは動かせず。

大きなトラブルというわけではないですが、ささやかなすれ違いが大きな問題につながるというのはよくありそうな話。果たしてどのような問題がここから起きるのか、気になる引きとなりました。

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