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真夜中ぱんチ 1話『炎上娘とお寝坊ヴァンパイア』 感想

真夜中ぱンチ1話炎上娘とお寝坊ヴァンパイア感想-1 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、P.A.WORKS、監督:本間 修によるオリジナル作品『真夜中ぱんチ』、1話『炎上娘とお寝坊ヴァンパイア』のゲーム未プレイでの感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

1話『炎上娘とお寝坊ヴァンパイア』

炎上からの追放

最近少しずつ見かけるようになってきた配信者を題材とするアニメ。その中でもこちらは、その負の側面炎上に目を向けて話が始まる作品。

主人公である、真咲は、はりきりシスターズという3人組動画チャンネル『まさ吉』として活動していたものの、動画中に相方に顔面パンチを一発かましたことで炎上。そのままチャンネルから追い出されたことから始まる。元々は、この動画チャンネルを立ち上げたのも彼女、企画、撮影、編集をその一手に担っていたとのことですが、今回の炎上はそれを持っても余りある様子で脱退となってしまう。

パンチ一発で脱退、そしてその脱退報告のライブ配信にも乱入し、更にひと騒動。とはいえ、その脱退がうやむやになるわけでもなく結局その道は変わらず。ソロで活動を始めるも、当然非難の嵐、ならば新メンバーを集めようとするもやってくるのは、当然炎上騒動にかこつけたろくでもない人ばかり。

非常にお辛い状況ではあるのですが、バイタリティにあふれ、周りから非難されるのも仕方ないと思わせる真咲のキャラクターのおかげで、そういった空気を感じさせずドタバタコメディとしてまとまっており、テンポのいい話の流れも伴って見ていて楽しい作品でした。

しかし、真咲自身、炎上もある程度覚悟のうえで動画を回すタイプで自業自得と言えばそうなのですが、投げつけられるつらい言葉に耐え羅得るわけではなく目をそらしてしまうなど、その根っこは今回もちらっと見えた楽しく動画投稿をしたいという気持ちがあったのは間違いなさそう。脱退のきっかけになったパンチの理由についても今回は分からないままという事で、このあたりもこの後の話で何かあるのかもしれません。

ヴァンパイアとの配信活動

真咲を中心とした動画配信のエピソードを話の種時期に備えながら、ヴァンパイアの要素が話を賑やかにする。

真咲もなかなかいい性格をしているのですが、ヴァンパイアたちもそれに負けず劣らずのいい性格をした面子が登場。何やら家を維持するために株をやろうとして借金を積み重ねてしまった吸血鬼苺子は、借金取りを狙う直球のしねぇー!はその勢いにちょっと笑ってしまう。

さらに20年寝過ごしてしまったりぶについては、夢で見た真咲に運命を感じ、血を求めて襲い掛かると、なかなか共存が難しそうな吸血鬼っぷり。廃病院内部で真咲に襲いかかるシーンでは、壁をぶち壊しすさまじい勢いで飛び回り、空まで飛べるという何でもありっぷり。このあたりのアクションも今後動画に行かされたりするのか気になる所です。

しかし、20年寝ていたとのことでスマホの事も知らなかったりぶですが、あっという間にスマホを使いこなしていたりとその適応力もすごい。最初こそ真咲手動での動画投稿となるのでしょうが、そのうちその立場も変わっていきそうです。

そんな彼女たち、吸血鬼らしく太陽には弱いようで、日中の活動はできなさそうな彼女たちが、次回からライブ配信開始。真夜中ぱんチの始動となるようです。そういえば、パンチのぱんだけ平仮名なのが前から気になっていましたが、次回からチャンネル始動となるとその名づけの理由についても触れられるのかもしれません。

次回予告を見ている感じ、今回登場していたなかった三人目の吸血鬼が登場し、3人組を組んでの動画投稿といった感じに見えましたが、真咲はメインでは動画に登場せず当面はプロデュースに徹するのかもしれません。

真夜中ぱんチ 1話感想

吸血鬼に配信者と何やらいろいろ詰め込んだ作品でしたが、そこから想像するようなドタバタ感。主人公の性格や炎上上等な雰囲気なんかは少し好みも別れそうですが、ハイテンション、テンポの良い作風で楽しめました。いよいよ配信活動開始となる次回以降も楽しみです。

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