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石堂さんの探る異常な数値とは? ウルトラマンアーク 2話『伝説は森の中に』感想・考察

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ウルトラマンアーク2話『伝説は森の中に』 エンタメ
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2023年7月6日に放送開始した円谷プロダクション、監督:辻本貴則による製作の2024年の新ウルトラマン『ウルトラマンアーク』。第2話『伝説は森の中に』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

2話『伝説は森の中に』感想

古代怪獣リオド

今回登場した怪獣は、古代怪獣リオド、何やらかつて地中に埋められ封印された怪獣とのことで、その話がおとぎ話として現代にも伝わっている怪獣。

森林の地中に埋められた怪獣の伝説は、今回名となった少年がかつては父から聞いた話。しかし、今ではその父が率先してその森を破壊するというなかなかつらい状況。そんな中、怪獣相談ダイヤルに電話をかけてきたことがこの事件の解決の糸口となる。

今回の怪獣の相談は子供の電話から始まったものということで、石堂さんも言っていた通り、一般的な視点から見れば大げさな対応に思える。しかし、それでも「まずは信じること」という、ユウマの言葉がよく響く話の作りになっており、この言葉が石堂さんを動かし、怪獣の正体がわかる一手につながるというのはよい展開でした。

また、こんな子供の話を信じて動けるというのも、SKIPという組織の身軽さと怪獣ホットラインが世間に広まっている故なのかもと思うと、この組織の存在意義を感じさせるようで面白いです。

森林破壊に関するお話も、単に破壊する側が悪いとするのではなく、あくまで怪獣被害により新たな住居が必要であるが故といった理由付けもしているのはなかなか面白いところ。最近、怪獣が頻出しだしたという設定を良く生かしているように思えました。

ウルトラマンと怪獣目線

今回のリオドとウルトラマンアークとの戦いの中で印象に残ったのは、アークと、怪獣目線でのバトル。何やら脳内を駆け巡るような描写の果てに、ウルトラマンの視点での戦いとなりました。てっきり、中にいるユウマに絡んだ演出なのかなと思っていましたが、そのまま怪獣視点にまで移ってびっくり。目の前で暴れる怪獣、地面に倒れるウルトラマンが描かれるというのは、なかなか面白い絵面でした。

そんな、アークとリオドとの戦い。前回の怪獣に引き続きなかなか手ごわいリオド。一度は優勢となったウルトラマンアーク、そのまま勝利を決めるのかと思いきや、とどめの一撃を頭の角に弾かれてしまう。

再びピンチとなるウルトラマンでしたが、そこまでの調査により発見していた古代人がリオドを封じた際に使用した丸薬が口の中に放り込まれる。何やらまたしても何かを思いついたウルトラマンアーク。今回は八つ裂き光輪で地底に穴を掘り、そこにリオドが逃げ込んだところを撃破。想像力をテーマにしているだけあり、毎度ウルトラマンが何か思いつくシーンがきっちり差し込まれているのが面白い。

そういえば、今回はリオドの伝説を調査するパートでも何やら鏡に映ったアークが、喋れないながらも丸薬を指さしてくれていたりと、普段の調査パートでも手助けしてくれるウルトラマンとなるようでなかなかほほえましい。

リオドとの戦いのラストでは再び地中に封印するのかと思いましたが、地底に連れ込まれたウルトラマンにより撃破されることに。最初は封印するつもりだったのを、引き込まれてしまった故に倒したのか、最初から倒す気だったのかはわかりませんが、体内に燃える液体が入っているらしいリオド、そのまま地上で撃破すると危なかったのかもしれません。

石堂さんにも何かある

怪獣にも率先して立ち向かったり、ユウマの話をすぐに聞いて動いてくれたりと、非常に気持ちい青年といった感じ絵でがかれている石堂さんですが、今回のラストにて何やら少し不穏な影が。

SKIPには秘密の任務として、何らかの調査も同時に行っている様子。今回の怪獣の出現付近にて何かしらの数値の上昇を観測し報告。作中近年の怪獣の出現数の増加ともかかわっていそうなお話、今回の怪獣は森林の破壊により目覚めたようでしたが、ただそれだけでもなかったのかもしれません。宇宙怪獣の専門家がわざわざ派遣されていることから、数値を表示するカットでは遠景に意味深にモノホーンが映されており、そこに絡んだ何かと言うことは間違いなさそう。そこを掘り下げると、もしかしたら前回のウーズとも関係があるのかもしれません。

このあたりを踏まえて考えてみると、ユウマの言っていた「まずは信じてみる」という話を聞いた直後、黙っていってしまったシーンも、何やら思うところがあったのかと思ってしまう。自分がユウマ達に秘密に任務にあたっていることが負い目となっていたからこそ、その言葉を向けられた瞬間は、どうすればよいかわからず離れてしまったなんてこともあるのかもしれません。

石堂さんのここまでの描写を見る限り、何やら隠し事はしていても、悪い人というわけではなさそうです。果たして彼が隠しているのは何なのか、SKIPメンバーとの交流にて、いつかその秘密を話す時が来るのか、気になる所です。

16年前

次回は、いよいよ16年前ユウマとウルトラマンに何があったのかが語られるエピソードとなるようです。

父の言葉、16年前の記憶と、なかなか気になる要素が多いお話。モノホーンの怪獣とは何だったのか、前回のウーズについても、何かわかるのかもしれません。

見逃し・配信情報

Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。

ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.
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