2024年7月15日に配信、週刊少年ジャンプ2024年33号で掲載されたONEPIECE(ワンピース)最新話第1120話『暴』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1120話 暴 感想
クラウ・D・クロウバー
かつてのベガパンクと、その友人であり、ロビンの育ての親であるクローバー博士との過去のエピソードが描かれる。当時のベガパンクは、世界政府に雇われた研究者として、空白の100年を否定していました。
しかし、それでもなお研究を続けていたクローバー博士であったからこそ、最後の最後自分たちの研究を守ろうとした行動がベガパンクの心を動かしていたようです。
オハラに対するバスターコール、全てが消し飛ばされ辛うじて逃した本たち、知識だけではなくその覚悟がある意味ベガパンクの心を動かし、次へとつながるきっかけとなっていたというのはよい展開でした。
そして、クローバー博士もまた名前にDを持つ、クラウ・D・クロウバーであったことが明かされる。今回の話では、名前にDを持つ意味についてもベガパンクから語られる可能性がありそうな気もしますが、この皆が持つDにはどんな意味が込められているのか、今後の展開が気になる所です。
アトラスの覚悟
前回覚悟を決めていたアトラス、てっきりヨークとの決着を付けに行くのかと思っていましたが、最後の最後自ら皆を逃がす盾となる。
リリスの反応を消すことで、追撃をかわしつつ自分自身は最後船を海に出す手助けをするという選択。最後の最後五老星すらも何とか抑え込み皆を流す姿、最後のサービスという言葉はすごく印象に残る最後となりました。
リリス自身は気絶したまま逃げ切り、五老星側についたヨークに対して因縁が残った形となりそう。今後のお話でもこの最後のベガパンク二人の関係は鍵となりそうです。
未来を結論付ける
いよいよベガパンクの配信も最後となり、未来をこう結論付けると話して次回へと続く。皆もう気付いていると思うが、とは言っているものの読んでいる感じいまいち見当はつかず。
ゴール・D・ロジャーと、ゴールドロジャーもまたDの名前を持っていたことを世界に伝えた事なんかも関係しているのでしょうか。
そんなベガパンクの配信元となっているエメトに対して、いよいよ五老星は最後の攻撃を仕掛ける様子。エメトは、今回ルフィにだけ何やら言葉を伝えていたのが気になる所。ルフィをジョイボーイと勘違いしたまま話しかけてきた居たようですが、それでも最後まで皆を守るべく戦うようです。既に体は錆付きボロボロのエメト、その最後の手段とは今回のアトラスと同じように自爆なんて可能性もあるのかも。そうなると、結局配信については止まってしまうかもしれないことを考えると、このベガパンクの最後の結論、世界に伝えることができるのでしょうか。
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