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狼と香辛料 令和6年新アニメ 16話『祭りの夜と狂った歯車』 感想

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狼と香辛料16話祭りの夜と狂った歯車感想 アニメ
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2024年春に放送開始の作品、原作:支倉凍砂、総監督:高橋丈夫 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』、狼と香辛料 令和6年新アニメ 16話『祭りの夜と狂った歯車』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

16話『祭りの夜と狂った歯車』

アマーティの仕掛けてきた契約

前回何やら走り出していたロレンス。アマーティがホロから聞いた借金で自分を縛り付けているという話を真に受けていたことが原因だった様子。トレニー銀貨1000枚を稼ぎロレンスに払うことで、ホロを自由にするという契約を結ばせるつもりだったようです。

色々と下調べもきっちりしており、ホロが結婚できることも知っており、現場にホロはいないものの、まさにホロに対する愛の告白といった感じ。しかし、ロレンスもホロに対してはここまでの付き合いがあり、アマーティに対するホロの話は、本当に若い男をからかっているだけというのもわかっており、いつにもまして余裕がある。

しかし、ホロに隠してヨイツの事を調べていたロレンス、ホロが字を読めることにも気づかず、手紙を残してしまったがゆえにホロにヨイツの事、故郷が滅んでしまったでのはないかという事を知られてしまう。

ロレンスのちょっとした油断、ホロを甘く見ていたところが災いし、善意で隠していたことが悪い方向に働いてしまう。更にちょうどアマーティが求婚していたことが災い、ホロもロレンスが自分と子供を作ってくれないなら、そちらと子供を作ると暴走してしまい、完全に想定外まさにサブタイトルの通り歯車が狂ってしまったというお話でした。

そもそも、このアマーティとロレンスの勝負は大前提として、アマーティが銀貨を集めてこようが、ホロがウンと言わなければそれでおしまいというところがありました。それゆえに、誰しも安心してみて居られたところに、最後の最後でホロの爆弾を爆発させて一気に話の行方がわからなくするという落差が緊張感を生む展開。

今回のヨイツが見つかったという話をホロにした際も、単にホロは喜ぶわけではなく、どことなく寂しげな様子を見せていましたし、そのあたりの、ホロの募りに募った寂しさというのが、ある意味今回のホロの暴走のきっかけ。もはや商売の話ではなく二人の愛に関するお話となっており。どちらかというと、どれだけ泥臭くホロが大事かどうか伝えることができるかといった感じもしますが、果たして次回どうなるのでしょうか。

しかしこの、新作アニメは娘がホロから二人のなれそめを聞いているという前提があることを考えると、今どんな顔をしてこの話を聞いているのか、娘の様子がちょっと気になるエピソードでもあります。

黄鉄鉱

今回の話の鍵になりそうな黄鉄鉱。祭りという場の熱狂によりその価格が暴騰、その販売に関連した儲けがアマーティの銀貨1000枚の元出となる様子。そもそもかなりのあぶく銭といった感じで、祭りが終わればあっという間に寝下がってしまいそうな怖い商品という印象がありますが、そこをうまく売り抜くことができるのかというのが儲けの鍵となりそう。

黄鉄鉱の儲けに関しては、すっかり出遅れてしまい儲けに加われていないロレンスでしたが、ひとまずその話自体は把握できたのはプラス。ここから、ロレンスができるとするとアマーティの黄鉄鉱での儲け話をおじゃんにしてそもそも契約を履行させずホロに離れる理由をなくすといった感じでしょうか。

そもそも黄鉄鉱の話自体が、占い師に関連して教会に目を付けられて少し曰く付きの品になりつつあることを考えるとこのあたりを利用するのかもしれません。今回の町では、ロレンスが錬金術師に絡んだ話もあるのも、それに関係しているような気もします。

果たしてどのように、ホロの信頼を取り戻すのか、次回どうなるか気になる引きとなりました。

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