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アニメ 天穂のサクナヒメ 3話『田植唄』 感想

天穂のサクナヒメ3話田植唄感想 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、えーでるわいすにより制作されたゲーム『天穂のサクナヒメ』を原作とし、監督:吉原正行によるアニメ化作品『天穂のサクナヒメ』 3話『田植唄』のゲーム未プレイでの感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

3話『田植唄』

つらい現実

前回、田起こしをはじめ稲を作ることを決めたサクナヒメ。今回のお話はその農作業に当たる部分を描くお話となりました。芽を出し、苗床で育て、田んぼを一面起こす。更にそこに肥料を入れるために肥溜めへと糞を運び、最後の最後に稲を植える。ここまでの作業をたった一人でこなすサクナヒメ。田右衛門たちもいますが、手伝うと余計仕事が増えてしまうほどの不器用さとあってはどうしようもない。子供たちも、やったことがない事、力仕事を任されるわけにはいかないと、手を貸してくれず、一人でこなす。さらに当然米ができるまでの当面の食料集めのため、狩りに行くということまでも担う事となり、神様とはいえサクナヒメは本当に頑張っているのがわかるお話でした。

しかし、何やら不穏げな田右衛門に加え、何やら稲を植え終わった田んぼも半分も埋まっていない様子からどことなく予想がついていましたが、今年の稲は満足できるほどの量は作れないということが明らかに。

失敗続きの田右衛門にミルテ、協力しない子供三人、田の全てを一人で行い、それが落ち着けば当面の食事のために狩りにまでいく。それをに一人で何でもこなして頑張ることができたのは、米さえできれば食事ができる、力を蓄えることができるという、少し先の成功が見えていたからこそ。それがあっけなく打ち砕かれる様は、ちょっと見ていてもつらいシーンでした。1年や2年頑張ればなんとかなるという話でも大変だろうに、それが10年は続くというのは、流石に心折れてしまうのも仕方ないという話の流れでした。

人間たちにできること

先の見えない稲づくりに心砕かれたサクナヒメ、船を使って一人帰ろうとする。しかし、それすらも暗い夜の海に阻まれ出来ず、島へと戻ってきてしまう事に。

一人砂浜で眠るサクナヒメの元にやってくる、人間たち。それぞれ、鍬を直したり、笠を作ったり。自分にできることをサクナヒメのためにしてあげるという展開。結局、それでは何も解決しないのでは?と少し思ってみていましたが、更に田右衛門がアシグモに頼み彼らが使っていた田を借りる約束をしていたことで、米の量についても解決することに。

そういえば、アシグモ達もかつては田を持っていたとのこと、種もみ自体も残っていたとのことで、現在はその田を使っていないというのはちょっと気になる所。今のところアシグモしか出てきていませんが、他の彼らの種族は現在、何をしているのでしょうか。

最後は皆で、田植え。何やらそこでも面々は喧嘩してしまい、なかなか簡単に仲良くというわけにもいかなそうでしたが、サブタイトルにある田植え唄を共に歌う事で気持ちを一つにできたようです。

ひとまず米つくりについてはひと段落といった感じもあるお話でしたが、そろそろオニ島での鬼退治が本格的に始まるのでしょうか。次回はサブタイトルを見るにミルテに絡んだエピソードとなりそうです。

天穂のサクナヒメ

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