2024年7月22日に配信、週刊少年ジャンプ2024年34号で掲載されたONEPIECE(ワンピース)最新話第1121話『時代のうねり』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1121話 時代のうねり 感想
時代のうねり
ワンピースを見ていると頭に残っている印象的な言葉をサブタイトルとした今回。
ベガパンクの配信は続き、これまでに登場してきた世界から排除されようとしている稀有な種族として『バッカニア族』、『ルナーリア族』、プリンの『三つ目』が並べられ、これに関しても空白の100年とのつながりを感じさせる演説は続く。結局、ベガパンクが言いたいのは、再び古代兵器が使われ今残った大地すらも沈められようとしているという事をを示しているように見える。
結局のところ、100年前に古代兵器で大陸が沈むような戦いがあったということが明らかになりましたが、Dの名前に関してはよくわからなず、他の消されようとしている種族についても、なぜ執拗に狙われいるのかはわからないまま。消えた王国に生きる種族だったといった事は予想はできますが、まだまだ謎は多いまま。
しかし、そんな中でも、今回五老星の一人サターン聖が、ルフィとボニーの力で打ち砕かれると言う大きな節目が訪れる。これは、ここからの大きな時代の変化の始まり意味しているのかもしれません。
そして、ついにその話は、ひとつなぎの大秘宝につながり、果たして誰がそれを手に入れるのかと話は広がり、そこに描かれるのは、ルフィ、シャンクス、黒ひげに、バギー、現四皇に加え、海軍やイム様、ドラゴンと本作の主要キャラクターが勢ぞろい。エッグヘッドもいよいよラスト、ある意味本当の意味での最終章の開幕が宣言されるようなお話でした。
今回ちらっと映った船のシーンで、シャンクスが何やら酔いつぶれているようですが、これはゴールドロジャーの残した秘密を、その一端でも関係ないベガパンクが明かしてしまったことを、つまらなく思っているのかも。このあたりは、レイリーと同じ理由で酔いつぶれていそうな気がします。
更にその裏で、ワンピースの話で盛り上がる世界各地の中で、バギー周辺に関しては、もうすっかり周りの勢いのままに流され突き進み、ミホークとクロコダイルすらも気まずげに何も言えなくなっているのにはちょっと笑ってしまいました。
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