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真夜中ぱんチ 4話『次の企画の主役はWho?』 感想

真夜中ぱンチ4話次の企画の主役はWho感想 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、P.A.WORKS、監督:本間 修によるオリジナル作品『真夜中ぱんチ』の4話『次の企画の主役はWho?』のゲーム未プレイでの感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

4話『次の企画の主役はWho?』

譜風

これまであまり積極的に前に出ることこそないものの、真夜中ぱんチのメンバーとして活動していた譜風にスポットライトの当たった話。他のメンバーと比較すると大人しめ、はじける様子もない彼女という事で、果たしてどんな話になるのか気になっていましたが、これまでの話とはかなり雰囲気も変わったしっとりしたエピソード。そんな中でもさらっと譜風の部屋に勝手に入る真咲だったり、相変わらずお金の事しか考えてない十景だったりと、いつも通りの面々の裏で、譜風の過去の後悔と、そこから一歩進もうとする姿が描かれ、こういうお話もやれる作品なんだなと少し感心させられる展開でした。

綾ちゃん

冒頭から登場していた新キャラクターの綾ちゃん、何やら古めかしいスケバン染みた格好をして譜風とは知り合いといった感じ。最初こちらと絡んで何やら音楽のエピソードでもやるのかなと思っていましたが、音声を録音してきたものがテープだったり、テレビ事態も何やら古い者だったりと、だんだんとその時代背景が現代ではないことがわかってくる。

譜風と親し気に接し、共に音楽に挑戦していた彼女でしたが、譜風は自分の正体がヴァンパイアであることを明かすことができず、悩み続けていた。そんな悩みを知らない綾は、譜風に対して共にプロになろうと話を進める。真実を話すこともできず、断ることもできず、曖昧なまま進み続けてしまった譜風は、試験当日に逃げるという選択を取ってしまう。ある意味、一番悪い形それが彼女の中での大きな悩みとなってしまう。

その事情を知った真咲達、譜風が歌わないのはその過去の出来事にあると考え、調査を行う。その結果、何やら2年前に歌っていたという情報を聞く。

それを聞き、動き出した譜風でしたが、まさかのその場所はアメリカと、一気に飛び出したのにはちょっと笑う。パスポートやら用意したのか、はたまた空を飛んで移動したのか、どうでもよいところですがちょっと気になる。

英語は話せず、苦労していく譜風でしたが、何とか情報にあった場所にまでたどり着く。しかし、既に綾ちゃんはなくなっており、結局、綾ちゃんは譜風の気持ちを知らないままだったというのは、なかなかビターな終わり方。

それでも、綾ちゃんが残していたメッセージは、あんなことをした譜風の事を大事に思っていたもので、再び譜風は歌い始める。最後の歌のパートは、譜風の普段の声とはまた違う落ち着いた歌で、綾ちゃんのほれ込んだ歌声をお披露目。ちょっと涙にくる、人と吸血鬼、生きる時間の違いを感じさせるお話でした。

来週は、無人島サバイバル動画収録回といった感じの様で、今回の話を見ていると、いつものノリに戻るのが安心なような、また何をしでかすのか不安なような、不思議な感じですが楽しみです。

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