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クロコ星人との遭遇 ウルトラマンアーク 6話『あけぼの荘へようこそ』感想・考察

ウルトラマンアーク6話『あけぼの荘へようこそ』 エンタメ
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2024年7月6日に放送開始した円谷プロダクション、監督:辻本貴則による製作の2024年の新ウルトラマン『ウルトラマンアーク』。第6話『あけぼの荘へようこそ』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

6話『あけぼの荘へようこそ」』感想

石堂さんと宇宙人

今回は、初の宇宙人関連のエピソード。予告の時点で石堂さんの様子がおかしいという話に触れられていましたが、宇宙人に絡むお話だったため、普段以上に警戒していたが故だったようです。

今回の話で特に印象に残ったのは石堂さんの宇宙人への対応。これまでのお話を見ているとよく人の話を聞いてくれて、根っこの部分は温厚そうな石堂さんですが、今回のクロコ星人と、それをかくまう周囲の人に対しては、これまで見せてこなかったような容赦のない一面を見せる。

SKIPの面々は、これまで宇宙人と関わる案件に当たったことがなかったため、ピンと来ていない感じでしたが、石堂さんの話を聞く限り、かなり悪質な宇宙人も既に地球に来て陰謀を張り巡らせていたことが度々あった様子。その中で、地球防衛隊のメンバーに犠牲者が出ることもあったとのことで、そういった経験が、宇宙人に対する警戒心を生み、今回の石堂さんのクロコ星人への対応に繋がっていたようです。

災害のように単に暴れまわる怪獣と違い、宇宙人の案件は、人を騙し侵略を企むという悪質さがあるがゆえに、石堂さんも徹底して疑いに関わらず負えないということもよくわかる。しかし、それでも今回クロコ星人は自ら作ってきた宇宙船を犠牲にして皆を助けようとすることで、石堂さんの信頼を勝ち取る。

ユウマが、クロコ星人のハンドサインから感じた温かさに対しても理解を示し、やはり根っこの部分は他人を信頼する優しさのある人なのが良くわかるお話でした。しかし、この過去の石堂さんが経験した宇宙人騒動、果たしてどのようなことがあったのか少し気になる。今回はよい宇宙人でしたが、今後そんな宇宙人と遭遇したときにどのようにSKIPの面々が対応していくのかはちょっと気になる所です。

宇宙に発生した異常?

今回登場のクロコ星人ほかの星でキノコを採集するという、あまりこれまで聞くことのなかった理由で地球に滞在していた宇宙人。

そんなクロコ星人の一人が、今回登場した宇宙人でしたが、彼がおいていかれた際の、宇宙に発生した異常というのはちょっと気になる要素でした。

そもそも、一時的に宇宙に異常が発生したとしても、一人置いていった仲間をそのまま残したままにするのかなという疑問もあり、もしかすると、その時発生した宇宙の異常というのは、現在も地球の周囲で発生しており、それゆえにクロコ星人も仲間を回収しに来れないのかもしれません。

今回登場したクロコ星人は話ぶりからすると、結構長い年月あけぼの荘にお世話になっていたようですが、もしかするとこのクロコ星人が母性に帰らないといけなかった理由も、15年前のK-DAY周りの出来事が関係してるのかなともちょっと思う。まだまだ謎多き、K-DAY果たしていつ頃その謎が明らかになっていくのか、気になる所です。

再び登場シャゴン

今回登場の怪獣は、以前登場していたシャゴンが再び登場。前の時もちらっと語られていましたが、動物や人間を食べようとするその食性の怖さを感じるお話。何やら仲間と食事を分け合う習性まであるようで、追い詰めた人間を前に、仲間を呼び寄せるという新たな特徴を拾う。食べられそうになっている側からすればたまったものではないのです。

建物の屋根を破壊して、中の人間に手を伸ばそうとするシーンなんかはシンプルにこわい。今回の戦いでは、複数匹で襲っている利点を生かしウルトラマンアークを追い詰めますが、クロコ星人の自らの宇宙船を犠牲にした体当たりで形勢逆転となりました。

今回のアークは、バリアを細くし八つ裂き光輪に取り付け回転させることで、相手を切り裂くというまたまた妙な技を披露。相変わらずの想像力、毎週どのように技を繰り出すのか、ちょっと楽しみになってきます。

ウルトラマンアークは優しい話が多い

ここまでのウルトラマンアークのお話を見ていると、優しい話が多いという印象を受ける。登場人物たちは、皆よく話を聞いてくれますし、前回の教授も何かを企むのではなくあくまで研究一筋、今回のクロコ星人のお話であっても、最後自ら特攻した彼がなんだかんだ生き残っていたりと厳しい展開はほとんどなし。

ただ、明確に悪意ある宇宙人が存在すること自体は石堂さんの話からも間違いなく、今後そういった優しさだけではどうにもならない存在と対峙した際にどのような反応を示すのかはちょっと気になる所。

しかし、この本作における優しさについては、今回石堂さんが言っていた、他人の事を思う事ができる想像力を題材としているが故なのかなという気もする。ウルトラマンアークの力の源でもある想像力ですが、あくまで力というだけではなく、人や宇宙人、怪獣といった全く異なるものが近くで生きる中で、互いの違いを理解し、相手が何を思っているのか、どう感じているのかを想像することも大切であるということを描こうとしているのかなと思いました。

見逃し・配信情報

Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。

ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.
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