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爆上戦隊ブンブンジャー24話感想・考察『届けたい歌』

ブンブンジャー24話届けたい歌感想 エンタメ
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2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

24話感想『届けたい歌』

大也の過去

明らかにおかしいテンションで突き進んだ前回から一転、大也が通っていた学童のお手伝いにやってきたブンブンジャー面々。何やら最近はすっかりブンブンも平気で外に出ていますが、ブンブンジャーの正体を既に世間に公表しているがゆえに動きやすくなったのかもしれません。楽しそうに子供と遊ぶブンブンジャーの面々。

今回、話の中心にきたのは大也の過去。今回は幼いころに通っていた学童にて出会ったマヒロ先生とのお話が語られる。幼いころの大也、何やらすごいペーパークラフトを作っておりこの頃から才能の片鱗を見せているようでしたが、あくまで一人で遊ぶのが楽しいとのこと。そんな大也の前にやってきた、大也の初恋のマヒロ先生が語る、「もっと面白くなる方法を知っているよ!」という言葉が、まさに今回の話の鍵となっていました。

アコギグルマー

何やらいつもの尊大な雰囲気とは打って変わって、平身低頭で通信に向かうキャノンボーグ。地球での侵略がうまくいっていない件がそろそろ限界に近付いている様子。しかし、その後ろにはいつもの調子でだらだらしているサンシータ―がおり、立場が上なほど責任も重く大変なんだなと思わざる負えない。

そんな追い詰められたキャノンボーグが今回生み出したのは、アコースティックギターの苦魔獣であるアコギグルマー。音楽を聞かせることで人を優しい夢の中で眠らせ、生体エネルギーを回収、ギャーソリンに変換するというもはやなりふり構わずギャーソリン集めに特化したような怪人。

そんなアコギグルマーの攻撃を受けてしまったのは、大也と先斗。二人は、それぞれ夢の中で大事な人から優しい言葉をかけられる。

先斗が見た夢は、幼き日、地球を離れる決意を固めたと日の出来事。地球を去ろうとする先斗に、幼馴染の少年がやってきて一緒に遊ぼうと声をかけてくれるというもの。しかし、先斗自身は既に幼馴染と地球で再開しており、今の自分には後悔はなくあっさりと脱出に成功。しかし、この夢、幼馴染との再会の前であれば、先斗もまた苦しめられていたかもしれません。

そして、大也が見せられた夢は、マヒロ先生と二人で遊ぶという夢。こちらはまさに彼の大切な時代を元にした夢という事で、一人での脱出は困難を極める。

しかし、眠る大也に、先生との思い出の曲を聞かせることで、大也は先生から伝えられていた「違う色を持った人がいると世界はカラフルで面白くなる。」という言葉を思い出し、目覚めることに成功する。

しかし、このこの先生の色々な人と出会う事で世界が面白くなるというという言葉は、まさに今の大也の行動の指針となっているように思える。カラフルというのもブンブンジャーのイメージにもつながっていそうで、まさに今の彼のルーツの一つであることがよくわかる。大也にとってマヒロ先生がどれほど大きい存在なのか感じさせる良いセリフだと思いました。

遠くへ行ってしまったマヒロ先生

今回大也が現在のマヒロ先生語る際に使った、『遠くに行ってしまった』という言葉。これはその人が、亡くなってしまったことを暗に示す言葉でありながら、それを逆手にとって実は生きていたという勘違いのオチを付けることも多い言葉でもある。しかし、今回のエピソードでは、最後の最後で花を手向けることで彼女と死別したことを示してくる。

この流れで実は先生は生きていたとしないのは、実にブンブンジャーらしい展開だなと思う。最後に彼女が亡くなっていることがわかることで、大也が先生との優しい夢を振り切るのにどれほどの力が必要だったのか、改めて考えさせられるエピソードになったように思えます。

次回25話『六輪の花火』

次回花火大会のエピソード。いよいよ後がなくなり、手段を選べなくなったキャノンボーグが何やら派手にやらかす様子。いよいよ、彼との最後の決戦となるようです。

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