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真夜中ぱんチ 6話『苺子の願い』 感想

真夜中ぱンチ6話苺子の願い感想 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、P.A.WORKS、監督:本間 修によるオリジナル作品『真夜中ぱんチ』の6話『苺子の願い』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

6話『苺子の願い』

苺子とマザー

サブタイトルにもある通り今回の話は苺子を中心としたエピソード。彼女が吸血鬼になった理由が語られるとともに、彼女たちの住む晩杯荘に大きな問題が訪れることに。

真咲と苺子の会話の中では、あっさりと苺子が元々普通の人間であったことが語られる。現在110歳とのことで、当時10歳程度だろうと考えると、100年ほど前の人物のようです。

吸血鬼に血を注ぎ込まれることで、間が吸血鬼に変わってしまうという性質が語れ、こういう話を聞くと、吸血鬼にならなければ死んでしまうような大怪我を受けたがゆえに吸血鬼になった、といったエピソードが頭に浮かびますが、ただの気まぐれで吸血鬼ににされてしまっただけというなかなか重い境遇。本人は気にしていませんでしたが、真咲は流石にちょっと思うところがあるようでした。

この吸血鬼が起こす好き勝手については、現在はマザーのおかげでかなり程度収まっているようで、今の厳しい吸血鬼に対する管理を強いているのもそのあたりが関係している様子。今回、晩杯荘の取り潰しについて厳しい指令を下したマザーでしたが、そもそも元をたどれば悪いのは十景及び一緒に飲んでいた面々であり、言っていること自体に間違いはない。マザーがいることで吸血鬼が今の世で静かに暮らしていけているというのは間違いがなさそうです。

晩杯荘の取り壊し

そんな中で、マザーの指令の元取り壊しが決まった晩杯荘、しかし、苺子からすると二つとない大事な家。本来は吸血鬼が食べる必要のない食事も、人間であった自分がやりたかっただけ、それに皆が付き合ってくれていることが語られ、そういった意味でも晩杯荘の大切さが語られる。

その話を聞き、真咲はマザーへの直談判を仕掛けに向かう。りぶすら腕を切り離される程の圧倒的なマザーに対してでも臆することなく伝えに行こうと動けるのは、彼女の良いところ。何やら夕飯の為と言っていましたが、そのあたりは照れ隠しのようなものも感じられました。

とはいえ、流石に直談判では死んでしまうので、皆で作戦会議。何やら冒頭で他の子どもたちと話していた苺子の作戦が実行となる。

何やらその成果の発表の際には、パソコンを通したビデオチャット。姿こそ見えませんでしたが、アカウント名がまざあなのは、パソコンに慣れてないのか、単にちょっとしたお茶目なのか。話そうとするもゆきに口を挟まれ黙ってしまったりと、何やらかわいらしいシーンもちらっと挟まり、今後その姿が登場すると気が少し楽しみです。

しかし、子供から聞いた話ということで、彼女らの地獄の特訓の成果はハンドベルでの演奏会。話ぶりまで小学校のお遊戯回のような雰囲気をばっちり出してきていたのにはちょっと笑ってしまう。真咲すらも流石にないわといった感じの目線を向ける中、当然認められるわけもなく。このあたりの、ゆきとの討論、ちょこちょこ挟まれる十景のそうだそうだにさらに笑ってしまう。

しかし、それでも苺子の必死の頼みを受けて、マザーは半年で100万人登録という条件をつけることで晩杯荘の継続を約束してくれる。これまでは、期限もなくあくまでりぶの目標であったまよパンの登録者数でしたが、ここにきて晩杯荘の皆の目標となりました。

OPなんかの映像を見ていると、ゆきもまよパンのメンバーとして活動していそうなシーンもちらっとありますが、そのうち合流となるのかというのもちょっと気になる所です。

今回見ていると改めて思うのは、会話劇のテンポがよく、笑えるシーンも多いところがなかなか良い作品。今後のお話も楽しみです。

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