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爆上戦隊ブンブンジャー25話感想・考察『六輪の花火』

エンタメ
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2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

25話感想『六輪の花火』

キャノンボーグ最終決戦

今回は2ndLAPの敵幹部として悪事を繰り広げてきたキャノンボーグとの最後の戦いのエピソードとなりました。

何やら冒頭から、想定の0.03%しかギャーソリンが集まっていないと悲惨な状況が語られたキャノンボーグ。もはや、なりふり構っていられないと、ジャッキーホイホイなる衛星軌道上から地球のギャーソリンを一気に吸い上げる兵器の使用を開始。サンシータ―ですら地球を死の星にしてしまうと、それを使う事を忌避するのに対して容赦なく使用開始するのはそれだけ彼が追い詰められているという証ということなのでしょう。しかし、劇場版の時もそうでしたが、本気を出せば他の星を滅ぼすぐらいは簡単にできてしまうハシリヤン、かなり恐ろしい集団です。

そんなキャノンボーグに対して、卑怯な手ばかりとか、自分は一切前に出ないとか、割と真っ当にずばずば厳しいことをいうヤルちゃんの言葉が響く。色々雑に扱われてはいたものの、それでも自分が前に出ていたマッドレックスとの違いを言い当てられたキャノンボーグは、かつてのマッドレックスとの会話を思い出す。

キャノンボーグとの過去で、マッドレックスが言っていたのは、「一人で走ってるからそんなにおせぇんだ」という言葉。今回、先斗に再び契約を持ち掛けては即断され、サンシータ―からも見放された彼が本当に必要なものをまさに言い当てられていたようです。その言葉を聞いてイライラとしていたあたり、本当はキャノンボーグ自身もそのことを理解していたのかもしれませんが、結局最後まで行動に移すことはできずに倒されることになってしまいました。

対ジャッキーホイホイ

地球のギャーソリンを吸い取る兵器であるジャッキーホイホイ、その稼働を阻止すべく立ち向かうブンブンジャー。何やら衛星をあっさりと買い取る大也の作戦は、直接衛星をぶつけて破壊するというもの。てっきり、監視衛星か何かを買い取ってキャノンボーグの捜索に活用するのかと思っていたら、思った以上に大胆な活用法でびっくりするのと同時に、衛星一つ買い取ってゴミにしても平気な大也のお金持ちっぷりを改めて実感させられる。

今回、宇宙で動かせるブンブンカーはまだないとちらっと大也が語っていましたが、まだということは、もしかすると今後ビッグバングランプリに望むうえで、宇宙用のブンブンカーを作っていたりするのでしょうか。

そんな大也の行動の裏では、メンバーそれぞれが地道にキャノンボーグ捜索を続ける。しかし、これまでも基本裏で立ち回り、あまり表に出てくることのなかった彼を発見するのは至難の業だった様子。

最終的には、ISAからの情報提供によりキャノンボーグの居場所が特定され、ブンブンジャーによる直接攻撃の元、操縦装置が破壊される。一度は逃げようとするものの、ブンブンジャー面々の武器を託された先斗に追いつかれ再操作も失敗。

キャノンボーグが先斗を連れてきたことで始まった第二シーズンでしたが、その最後は先斗に再びの契約を持ち掛け即断されるという流れで終わる。ここまでの先斗との関係の総決算ともいえるエピソードといった感じで良いお話でした。

サンシータ―の裏切りにより巨大化してしまったキャノンボーグ。そこまでの流れはピンチといった感じでしたが、それでも流石幹部、強力なバリアを張り攻撃を一切受け付けない。しかし、ブンブンカーすべての力を合わせた攻撃を受け、宇宙の彼方へと吹き飛び、ジャッキーホイホイもろとも消し飛ぶという最期を迎えました。

しかし、宇宙でちらちら映っていたジャッキーホイホイ、その独特な音声や、空にうっすらと映る巨大な姿から、某劇場版ウルトラマンの怪獣を連想してしまったのは私だけでしょうか。

お祭り

キャノンボーグとの決着という、かなりの大事件がありましたが、花火大会に間に合わせるまでのスピード解決となったのも今回のエピソード。人込みにはいきたくないと言っていたシャーシロが、りんご飴を頼んでいたり。最後の花火大会でも、きっちりりんご飴の所在を聞いているあたりは実にギャップの大きいシャーシロらしい展開でよかったです。

しかし、その裏でハシヤスメさんからは、今回のISAがなぜキャノンボーグの居場所を特定できたのかという疑問が語られる。ISAから情報を貰ったと聞いた際のキャノンボーグは、何やら意味深な表情を浮かべていたこともあり、ここには何か大きな理由がある様子。

元々ISAとハシリヤンは繋がっており、今回地球すべてを犠牲にする作戦を実行したことでISA側がキャノンボーグを裏切ったといった可能性や、そもそもISA事態にハシリヤンの幹部が潜り込んでいるなんて可能性も考えられそう。

次回、何やらISA絡みで新キャラクターも登場するようで、そのあたりの話にも踏み込んでいくのかもしれません。

次回26話

常槍本部長なる新キャラクターも登場。あの熱い暴走魂をもう一度という発言的にマッドレックスの復活もあるのか?キャノンボーグを倒し、新たなエピソードがスタートとなりそうです。

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