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真夜中ぱんチ 7話『推しは尊し押せよ登録』 感想

真夜中ぱンチ7話推しは尊し押せよ登録感想 アニメ
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2024年夏より放送開始の作品、P.A.WORKS、監督:本間 修によるオリジナル作品『真夜中ぱんチ』の7話『推しは尊し押せよ登録』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

7話『推しは尊し押せよ登録』

チャンネル登録の重み

前回半年で100万人の登録者を作るというマザーとの約束をしてしまったマヨぱんメンバー。現時点では5万人程度しか登録者がいない状況からのスタートという事で全く足りていない。5万という数字だけでもそれなりのハードルを突破した証なのでしょうが、如何せん定められた短い期間と高い目標が大きな壁として立ちはだかることとなりました。

譜風のプライベートに関する初チャンネル登録を絡めることで、チャンネルに登録することの重みを感じさせ、如何に自分たちの動画からチャンネルに登録させるかの難しさにもつながっていたようです。

今回の話の真咲を見ていると、今の自分の居場所である『マヨぱん』を守るために必死に頑張っているのは伝わってくる。しかし、頑張れば頑張っただけうまくいくというわけではないというのがつらいところで、1日に投稿する動画の本数を増やし登録者を増やそうとするも、登録者は増えはすれども半年で100万という大台に乗るには全く足りない勢いといった感じでうまくいかず。

そんな中、真咲に動画編集を習い始めたりぶも動画の制作を手伝うも、真咲からすればまだまだとのことで手厳しいダメ出しを受けてしまう。これまでは、真咲の言う事に何でも従うといった感じのりぶでしたが、真剣に真咲を手伝おうと思っての行動を頭ごなしに否定され流石に頭に来てしまっていた様子なのはちょっと新鮮。ある意味、彼女自身も本気で動画制作に向き合い始めたが故の、真咲に対する反抗心といった感じもあり、これまでとは違う二人の関係を感じさせて良かったです。

真咲の課題

真咲の動画にかける真剣さが伝わってくると同時に、一人突っ走りすぎることもわかるエピソードでした。今回の真咲のから回りっぷりを見ていると、はりきりシスターズから追い出された際にも、今回のように突っ走りすぎたのかなというのを察することができる。

ただ、今回の真咲は自分自身ののから回りっぷりに気付くことができ、それと同時に、りぶからも真咲を支えようとする気持ちが通じたことが真咲自身の成長につながる。自分自身の空回り、人が面白いと思う事を再び思い出させたのが、彼女自身の昔に取っていた動画だったというのは、闇雲に頑張っていたわけではなく、素直に動画制作を楽しんでいた時期の彼女の残したものが今の自分を支えるというのはよい展開でした。

喧嘩別れとなってしまったはりきりシスターズ時代でしたが、やはり真咲からすれば大事な想いで、大切だった居場所だったことは、時折見せる彼女自身の回想からもよくわかります。今のところ、はりきりシスターズの二人と絡むお話はまだありませんが、次回はコラボにてマヨぱんが大きく目立つ機会ともなるようで、そこから話がつながっていくのかもしれません。少しずつ変わっている真咲、再びかつてのメンバーと接したときにどのように対応するのかちょっと気になる所です。

そういえば、今回の話では自らの編集で動画の魅力を削ってしまっていたと反省した真咲でしたが、今回の譜風が見せたプライベートのお話がまさにそのあたりにもつながっていたのかなと思う。彼女の少し深掘りというかプライベートなエピソードとして、推しのチャンネルを楽しそうに見ている姿が公開。本人のメインのお話でも、あまりキャラを崩すことのなかった彼女ですが、今回一気に素の顔が見れたような気がします。真咲が今回気付けた、私的な部分が出てくるやり取りを楽しむといった部分は、ある意味こういう素の部分がのぞけるところが面白いのかなとも思わせる。

そんな中、心機一転取った新たな動画まさかのお風呂動画。その効果はすさまじく、一気に5万人近い登録者数を獲得。肌が出ている動画という話が混ざると、果たして本当に皆の何気ない交流動画だけに引かれたのか?という疑問は浮かんでしまいますが、それはそれとして一歩前進となったようです。

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