PR

山野辺ミクはプロ棋士になれるのか? 龍と苺205話「第275期三段リーグ最終日」感想 週刊少年サンデー【2024年40号】

スポンサーリンク
エンタメ
当ブログは、アフィリエイトプログラムに参加して商品を紹介しており、著者に収益が発生することがあります。

2024年8月28日配信開始、週刊少年サンデー2024年40号で連載された龍と苺205話『第275期三段リーグ最終日』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。

週刊少年サンデー2024年40号
龍と苺 205話「第275期三段リーグ最終日」が掲載された週刊少年サンデー。

第275期三段リーグ最終日

今回は苺ちゃんの対局の合間、三段リーグでの最終日のお話。必死に戦う皆の姿を、いつの時代も大変だと見つめる苺ちゃん。ララの方は残念ながら負けてしまいましたが、山野辺のひ孫であるミクがいよいよあと一つというところまで肉薄。読者としては強く印象に残りつつも、人々の記録には残ることのできなかった山野辺の子孫である彼女が、棋士目前まで迫っているというのは素直に嬉しく応援したいところ。

そして、その裏で100年後の苺ちゃんの関する正体のお話は少しずつ進行。面倒を見ている今井の嘘のへたっぷりにもちょっと笑ってしまいましたが、更に今回苺ちゃんが三段リーグを見に来ていたところに今井が遭遇。親しく話をしていたところを発見されてしまうという大きめのミス。流石の苺ちゃんも気まずそうに去っていき、もはや言い訳不能なラインまで来てしまったようにも思えます。

二人の関係に対して素晴らしく鋭い綾田さんですが、肝心なのは今井と苺ちゃんどちらが主導を握っているのかという疑問を持つ。これまでの話を見ていると苺ちゃんが主導を握っているように見えますが、果たして実際のところどうなのでしょうか。

そんな中、今回の苺ちゃんを見ていると、AIにせよ、何らかの他の存在にせよ、人格としては引退後の苺ちゃんなのかなという感じがしてくる。見た目の年だけならば明らかに年上の今井に対して、純一と子供を呼ぶように見ていたり、そもそも苺ちゃんは未経験で知らなかっただろう三段リーグの件もいつの時代も大変だと振り返るように語ったり、以前からそうですが、今の苺ちゃんは何やら長く生きてきた年季のようなものを感じさせます。

そういえば、メメントとの対局でAI疑惑を晴らすためにお披露目した新戦法竜騎士については、何やら本番でぶつけたかった本命がいるような話がされていました。もはや、苺ちゃんの相手となる人物も減ってきたこの感じだと、黒田道化師が苺ちゃんの本命の相手なのかなという気がしてきます。

龍と苺 (17)
竜と苺最新17巻が2024年8月17日に発売となるようです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました