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狼と香辛料 令和6年新アニメ 22話『教会の教えと父の記憶』 感想

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2024年春に放送開始の作品、原作:支倉凍砂、総監督:高橋丈夫 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』、狼と香辛料 令和6年新アニメ 22話『教会の教えと父の記憶』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

22話『教会の教えと父の記憶』

ディーエンドラン修道院

自分の罪の告解をすると偽り教会に入り込むことに成功したロレンス、相手が敬虔な神のしもべであることを利用し、逆に嘘を付けない状況を作り出したことで、今いる教会こそがロレンス達の目指していたディーエンドラン修道院であることを認目るように迫る。更には、まさにその神が認めず、フランス司祭が求めていた異教の神の象徴ともいえるホロの耳を見せることで、自分たちの立場を示す。

なかなかの力技ですが、効果はあったようでロレンス達の探していたディーエンドラン修道院がまさにこの修道院だと認めたエルサは、礼拝堂奥に隠してあったフランツ司祭が集めていた資料をホロ達に見せてくれること。

共に資料を見るホロとロレンス、ロレンスの悪気のないエルサとエヴァンの二人を見た仲良さそうだなという素直な感想が、普段どうしてもからかいをベースにロレンスに接することしかできないホロにじわじわと効いている様はちょっと見ていて笑ってしまう。とはいえ、あちらはあちら、こちらはこちらとそれぞれ接し方の違いこそあれお互いの事を大事に思っているのはよくわかるお話でした。

そういえば今回のエルサの、神の前では嘘をつくことができない、といった価値観についてはどうしてもちょっと文化の違いを感じてしまう。頭では理解できるのですが、自分があの状況だったら嘘をついて切り抜けてしまいそうだなと思うのは、やはり根っこの考え方の違いがあるのかなとちらっと思ってしまいます。

始まる騒動

何やらきな臭いテレオの町ですが、ロレンス達は特に問題を起こす感じもなく話は進行。これまでの町でのトラブルを思うと、とてもスムーズに話が進行していましたが、今回のラストでいよいよトラブルが勃発。

修道院にて本を読んでいたロレンス達ですが、何やら馬により連絡が舞い込み、村人が集まってくる。ロレンス達を拘束しようとする村長が語ったのは、エンベルクの村人がテレオの麦を食べて死んだという事件。

ただでさえ、フランツ司祭が死亡し立場が危ういテレオの町、これはエンベルクの町がテレオの町を攻撃する理由を与えてしまったことになってしまったのかもしれません。

この麦による人死には事故によるものなのか、はたまたエンベルクが故意に仕込んだものなのかはわかりませんが、麦の管理の話となると、どうしても粉ひきを担当するエヴァンがこの責任を負わされてしまう流れにも見える。そうなると、彼と恋人関係にあるエルサがどう動くのかというのも話のポイントになりそうです。

さらに麦の件だけでも厄介そうなのに、教会には異端の証となる本も大量に残っているというのもなかなかつらいところ。麦の件で調査となり、異端の本が発見されれば更に立場が悪くなり、本格的に教会が攻め込む理由を与えてしまう事にもなってしまいかねないと、テレオの町からすると絶体絶命のピンチといった感じです。

そして、もう一点気になるのは、修道院の隠し部屋に伝承の本を隠す中、ホロが月を狩る熊に関する本はあくまで机の下に隠したというあたり。ホロからしても大事な本ということで、下に戻してしまえば二度と読めなくなる可能性も考慮して取り戻しやすい位置に隠したように思えましたが、この本自体も後々のトラブルの元になりそうな気もします。

これまでの町と異なり、今回は完全に貰い事故といった感じのロレンスとホロ、テレオの村でのトラブルに対してどのように対処するのか、気になる所です。

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