2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
29話感想『スパイとファミリー』
スパイ
前回、常槍本部長より依頼を受けていたシャーシロ、今回調査に当たっていたのは1話にも登場していたヤクザファミリーの家。今日シャーシロはスパイの仕事だ、をあっさり受け入れていたブンブンジャーの面々、仕事の事は知っているのは分かりますが、未来すらも特にリアクションなく受け入れているのにはちょっと笑う。
一緒についてきた先斗は、何やら暇をしているとのことで合流。てっきり、何やらトラブルでお起こすのか思っていましたが、きちんとファミリーの視線を集めビュンディーと共に誘導成功。その裏で忍び込んだシャーシロが見つけたのは、イグニッションキー。
ということで、今回シャーシロが受けていたミッションは、何やらキャノンボーグによりばらまかれていたイグニッションキーの回収だったのには驚き。キャノンボーグが地球人への協力の見返りに、働かせようという意図があったようですが、そこを察知した常槍本部長が回収していたようです。
ハシリヤンの利権は我々だけのもので良い、という言葉を見るにやはり常槍本部長自身もハシリヤンとのつながりはある様子。果たして何を狙っての活動なのか、彼の謎は深まるばかりとなりました。
シャーシロと大也の出会い
そして、その裏で描かれたのは大也とシャーシロの出会い。以前もちらっと語られ地下施設のような場所で出会っており、てっきり同じ目的で忍び込んだ中でといった感じなのかと思っていましたが、そもそもあそこは大也の拠点だった様子。
以前は、常槍本部長の指示の元、ブンブンの調査のために忍び込んでいたシャーシロ。大也とブンブンが仕込んだセキュリティを完全に突破したものの、最後のささやかなワイヤートラップで足を取られてしまう。
そんな、些細な遊び心のような罠を仕掛けた大也からの勧誘の元、二人の付き合いが始まったというのが二人の出会いだった様子。心惹かれて大也に協力を始めたようですが、今のシャーシロを見ているとその時以上に大也の事を大事に思っている様が伺える。二人のその後、現在までにどのようなやり取りがあったのかも少し気になるエピソードでした。
次回30話 暴走は俺の物
マッドレックスフューリーとして再登場した彼でしたが、今回改めて意図的に記憶をなくさせたうえで復活させたことが、ディスレースの口から語られる。あくまで切り込み隊長としての力のみを必要とされ復活したマッドレックスですが、サンシータ―はそれに対して、不満を持っている様子。ただ、今回の話では記憶を取り戻しそうな兆候も見せている。
次回予告では「届け屋のお仕事をお願いしたいのですか。」と声色を変えたイターシャがブンブンジャーに依頼。マッドレックス復活のためにサンシータ―が走り回るエピソードとなるようです。タイトルからしても、次回の時点で完全復活となるのでしょうか。
コメント