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魔法使いになれなかった女の子の話 1話『私、魔法使いになりたい!』感想・考察【アニメまほなれ】

まほなれ1話『私、魔法使いになりたい!』感想 アニメ
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2024年秋に放送開始の作品、監督:渡部高志による魔法使いになれなかった女の子の話 1話『私、魔法使いになりたい!』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

1話『私、魔法使いになりたい!』感想

夢叶わず不合格

幼いころの思い出、天気を操るおまじないが失敗し悲しむクルミが、魔法使いとの出会いと本物の魔法を見たことで、魔法使いに憧れを持つところから始まるお話。とはいえ、タイトルで既に明かされている通り、これは魔法使いになれなかった女の子の話、流れるように不合格が突き付けられ、夢破れるまでのなかなかのスピード感にちょっと笑ってしまう。

しかし、このクルミちゃんとてつもない努力家。普通は一般課の合格すらも厳しい中、ダントツの成績を残し続けていたとのことで、まさに魔法使いになるためにすべてをささげて頑張ってきていたことが判明すると、この不合格を笑ってみていられない。

なかなか可哀そうなスタートではありましたが、後ろ髪引かれる思いはある中でも、前向きに進んでいこうとするクルミの姿がなかなか良い雰囲気でのスタート。

マ組へは不合格といはいえ、普通課一組へは合格したクルミ。クラスには、ライバルポジションのような女の子、ユズ=エーテルや、マ組に双子がいるアスカ=クレマル、他にも癖の強そうな面々が揃っており、クルミと絡んで様々なお話が展開されていきそうです。

この世界における魔法

この世界における魔法というものは、電子的な手帳から出力する魔方陣を介して使うもののようでマ組の生徒たちは、皆手帳から魔法を使っている様子。しかし、新入生によるデモンストレーションの中、何やら一匹の犬が穴を掘ると黒い輝きが魔法に取り付き暴走させてしまうというトラブルが発生。

てっきり、昔手帳を貰っていたクルミがこのトラブルを解決…という流れになるのかと思いきや、そこにさらに一人の魔法使いが登場。一般的には、手帳から魔方陣を出すというのが当たり前のこの世界で、その小さな魔法使いは魔方陣を自ら描き魔法を発動させトラブルを解決に持ち込む。更には、その先生が、普通課一組の担任となることが決まり、更には魔法の使い方を教えてくれるという流れに発展。

しかし、あくまでこの魔法とは違う、自ら魔方陣を描く魔法を担任となった先生が披露しており、クルミが昔遭遇した魔法使いもそうやって魔法を発動していました。この手帳から魔方陣を出力する以前に、原初の魔法のようなものが存在している世界なのかもしれません。とはいえ、その魔法については皆が知らない様子で、魔法というのは手帳を使わなければ使えないものと認識されている様子。

本来は誰でも魔法を使えるものというのは、昔クルミが聞いた言葉でもあり、手帳を使わなければいけないと皆思い込まされているようにも思える。魔法の在り方というのは、本筋にも大きく絡んでくるお話なのかもしれません。

クルミの秘密?

今回の話を見るだけでも、本作の主人公であるクルミには、何やら秘密があることがわかる。炎の魔法を暴走させた魔法使いは、何やらクルミの名前を呼んでいますし、本来はマ組しか持つことの許されていない、魔法に使用する手帳を昔魔法使いから直々に貰っているというのもこのあたりに絡んでいるのかもしれません。

そもそも、クルミは模試の段階では成績1位、マ組の合格は鉄板であったはずなのに、なぜか不合格となったというのもかなり怪しいポイント。何やら、普通であれば進学塾に通って居る面々しか合格できないのが当たり前の世界ということなので、そのあたりに不合格の理由があったのかなとも思いましたが、同じく普通課1組への入学となったユズや、アスカあたりも話ぶりを聞くに本来であれば合格していておかしくない人材だったあたり、何かほかに理由がありそうです。

更には、普通課一組はクラスの担任すらも、なぜか最初は決まっていなかったとトラブルばかり。そこにやってきたミナミ=スズキについても、普通の魔法の使い方とは異なる魔法使いということで、何やら理由がありそうです。

1話『私、魔法使いになりたい!』感想

柔らかい雰囲気の絵柄ながらも、今後のトラブルを予感させる不穏な要素もちらっと見せ、主人公であるクルミ自身にも何か秘密があることを匂わせ先の展開が気になる1話となり、なかなか続きが気になる作品でした。

登場するキャラクターも皆可愛く描かれながらも、なかなか癖がありそうで今後クルミと絡んでどんなエピソードが展開されるのか気になります。何となく、土日の朝あたりに放送していそうな雰囲気の作品ですが、果たしてここからどのように話を広げていくのか、今後が楽しみです。

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