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令和新アニメ らんま1/2 7話『熱闘新体操』感想【2024年放送】

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らんま2分の17話『熱闘新体操』感想 アニメ
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2024年秋に放送開始の作品、原作:高橋留美子、監督:宇田鋼之介によるらんま1/2の話 7話『熱闘新体操』 の感想文となります。旧作アニメ、原作のなどネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

7話『熱闘新体操』感想

格闘新体操による決戦

前回登場時点で、なかなかのキャラの濃さを見せつけていた黒バラの小太刀。今回は彼女との決戦ということで、前回以上の、黒バラの小太刀っぷりを見せつけ、まさに彼女にひたすら振り回されるお話でした。

そんな彼女との戦いは、格闘新体操での対決ということで、直接攻撃は禁止、新体操の道具を使っての攻撃の実が許される。しかし、そんなお題目のルールなど、小太刀の前ではないようなもの。新体操の道具であれば棘は出るし、フープは刃物と、もはや開幕からやりたい放題。それに対して、Pちゃんも道具判定で武器にするのがOKな流れは、その勢いあふれる有効!の宣言も相まって笑ってしまう。

今回のPちゃんこと良牙は、武器にされるわ、盾にされるわと、とてもひどい扱いではあるものの、ここでらんまが負ければあかねとの件も白紙ということで、ここぞとばかりにらんまの妨害をしてくるせいでどうにも同情しきれない。こういうバランスのとり方が笑える漢字に繋がっており、話作りのバランスの良さを感じさせる。

そんな中、さらに続く小太刀の苛烈な攻撃、素早さのあまり手数が多く見えるのかと思いきや、単純に大量に持って突きをしていた流れは、ずるいとか抜きに逆にすごい…と頭に浮かんでしまう。しかし、その直後に、観客の生徒からも同じ感想が出てきてつい笑ってしまいました。

何でもありの大乱闘

戦いもヒートアップしていくと、もはやリボンでつかんだものは何でもありといった感じになり新体操とは何ぞやという状況に発展。そんな中、小太刀に投げられたにも関わらず、真顔で飛んでいく久能先輩。こんなわけのわからない状況でも、一切動じず飛んでいくというのが実に彼らしいのですが、久能小太刀という妹に慣れているが故こんな状況でも落ち着いているのか、はたまた、そんな兄が上にいたからここまでやりたい放題な妹が誕生したのかはちょっと気になる所です。

そういえば、旧アニメでは、パポパポいって結構出番があった気がしたらんまの親父ですが、今回のアニメではあまり姿を見ていませんでした。今回久しぶりにパンダの顔を出してきたらと思ったら、お湯というらんま最大のピンチを作るきっかけになっているのが実にこの作品らしい。小太刀のリボン捌きで直撃したお湯、レオタードを着た男と、裸の男が手錠で繋がれている最悪の絵を回避するあかねたちのサポート、更にそれを乗り越えれば場外負けを回避すべく小太刀の命令で動くステージと、進めば進むほど予想できないやりたい放題っぷりが次々出てきて見ていて爽快なお話でした。

しかし、最後の最後、ちゃんと道具を使う攻撃のみが許可という大前提だけはきっちり守られ、格闘新体操としての対面はきっちりと保っての決着。

ラストの素直に勝負の負けを認め、らんまを諦めるシーンは、その潔さに流石にらんまもちょっと気が引けている。小太刀にもいじらしいところもあるんだな、と思わせる展開かと思いきや、即座に明日のらんま様への愛に生きると宣言するその性格のずぶとさに思わず笑ってしまう。一輪の花という会場のアナウンスに反して、その手に大輪の黒バラを抱えているのが、実に彼女らしく、その自分が正しいことを一切疑わない性格がやはり彼女の一番の魅力なのだなと思わせるラスト。

そういえば、この記事を書いている途中で、今回のサブタイトルの熱闘と熱湯をかけていたのかなと気づく。それも、お湯だけに、どうでもいいですね、すいません。そんな今回ですが、バトル回という事で、らんまや小太刀の動きもさることながら、このテンポ良いギャグの応酬を見ていると自然と吹き出してしまう勢いにあふれる良いお話でした。

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