2024年12月23日に配信、週刊少年ジャンプ2025年6・7合併号で掲載されたOnePiece(ワンピース)最新第1135話『太陽を待つ国』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1135話 友の盃 感想
イクイクの実の育成フクロウビブロ
フクロウ図書館の主として登場したフクロウのビブロ。何やら自分の縄張りに入った本を大きくする能力を持っており、その理由や目的については一切が謎で誰もわかっていない様子。
ワンピースに登場する動物のキャラクターが行う周囲の誰も理解しない謎の行動というのは過去に起きた事件に関わる誰か人の意思を継いでいるなんてことも多くあり、このビブロが巨人族が本を読めるようにするかのように本を大きくしているというのは、何か大きな理由があるようにも思えてきます。
巨人族はロキに殺されてしまった先代の王が進めた方針によりより文化的な社会を作ろうと進んでいる最中というのも、ビブロと何らかの関わりがありそうに思えます。
ビブロに関しては何百年も昔からいるとのことですが、今回も出てきた山髭のヤルルですら年齢は400歳と少しという事を考えると、果たしていつの時代から存在しているフクロウなのかというのも謎。ヤルル達ならこのフクロウの秘密を知っているのか、はたまた、彼らですらこの行動の理由を知らないのかというのも気になる所。
ただ、それだけ古い時代から存在するフクロウという事を考えると、このフクロウの行動こそが先代の王が文化的なエルバフを目指し始めた理由なんてこともあるのかもしれません。
コロン
巨人族の子供たちが皆戦いを嫌う中で、人間と巨人族とのハーフであるコロンが登場。以前、麦わらの一味を港で迎えていた少年ですが、今の巨人族たちの変わる世界の中でかつての巨人族の価値観に憧れを持つ少年といった感じで、何やら重要そうな要素もありそう。
人間族と巨人族のハーフという事ですが、体格なんかは巨人族の物、周囲からもその乱暴っぷりこそ今の価値観にあわず嫌われているようですが、ハーフだからどうのという話ではなく、その点において何か苦労をしているといった感じではなさそう。
この戦いを求める巨人族という価値観は、冥界に縛れているロキの考えに似たものであり、もしかするとロキとのエピソードの中で何か重要な役割を果たすという事もあるのかもしれません。
巨人の骨を折る力
そして、その裏で神の騎士団らしきエルバフに侵入してきた二人の動きもみられる。今回主に動いたのは、シャンクスのような顔をした男ではなく、もう一人の包帯巻の女性の方。
何やら巨人族に対する答えろという命令を聞かなかったという事で、あっという間にバキバキと骨を砕くのはおそらくなんかの能力を使ったもの。突然の骨折ということで、何がおきたのかは一切わかりませんが、果たして何らかの悪魔の実の能力なのか、はたまた、五老星の力のようなものなのか。
ただ、この二人の目的はロキにあることだけは今回明らかになる。果たして、ロキに対してどのような話を持ち掛けるのか、色々と気になるところです。
コメント