機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning
2025年1月10日に、機動戦士ガンダムシリーズの最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』本予告が解禁、主題歌:米津玄師「Plazma」が発表されました。
映像は以前発表されたPVのものなのかなと思ってみていたところ、新規のカットもあり本作が以前から噂されていた宇宙世紀との繋がりに関係するのか?という部分等、気になる点がありましたのでそのあたりのまとめと考察記事です。
マチュの持つ テムレイの回路らしきもの
映像の12秒あたりでは主人公であるアマテ・ユズリハ(マチュ)が、何らかの回路のようなものを握っている。こちらよく見てみると、アムロの父であるテム・レイの回路とデザインがよく似ています。
機動戦士ガンダム本編ではただの旧式と捨てられてしまったこの回路のようなものを、なぜマチュが持っているのか少し気になる所。単なるオマージュという可能性も十分ありますが、宇宙世紀とのつながりとして描いているのかもしれません。
ペガサス級らしき戦艦
映像の14秒あたりでは、何やらペガサス級らしき戦艦の姿がちらっと登場。戦艦の前の方だけが見えていることもあり、はっきりとはわかりませんが、その形状は代名詞と言えるホワイトベースを連想させるもの。
ただ、その色については黄緑色をベースとしたジオン的なカラーリングになっているように見えるのが気になるところです。単なる偶然の一致なのか、はたまた宇宙世紀とのつながりを描くものなのか、気になる要素となっています。
シャリア・ブル?
今回のPVで初めて姿を見せた緑色の髪をした新たなキャラクター。何やら機動戦士ガンダムに登場したジオンのニュータイプ、シャリア・ブル大尉を思わせる姿をしている。更に、その着ている服の襟元は、ジオン軍の階級章を連想させるデザインをしているのも気になる所。正直初見ではかなり若々しく見えていたのですが、調べてみるとシャリア・ブル大尉は小説版の設定では28歳とのことで今風なデザインに直したとするならありえなくはなさそうな姿。
ちなみにこの襟元のデザインがジオン軍の階級章だとすると、このサイトを参考にするとこのデザインは中佐を表している様子。シャリア・ブル本人であるなら大尉であった彼が、中佐まで昇格していたという事になるのかも。そもそも、正式な資料が見当たらないので正しいのかはわかりませんが、この襟元はジオン軍に関係したデザインに思えてきます。
果たして彼がシャリア・ブル本人で宇宙世紀の繋がりを示すキャラクターとなるのか、はたまたちょっと似ている全く別人なのか。色々と気になるところです。
ゼクノバとは何なのか?
そして、今回の映像で一番気になったのは、「危険です、もしゼクノバ(ゼクノヴァ?)を起こしたら」という発言。ノバではなく、ノヴァだとするなら、何らかの爆発的な要素を連想させるネーミングにもなりそうです。
ここで初めて出てきたゼクノバについては今のところ公式サイト等の関連情報を見ても一切が謎。続くシャリア・ブルらしき人物のセリフがつながっているなら、この調査のためにコロニーを訪れているとも取れますが、ジークアクスの中でもかなり重要な要素となっていそうです。
ここで気になるのは、起こしたらという言葉の意味。これは何らかの現象を起こしたらというニュアンスにもとれますし、ゼクノバという人物が目を覚ましてしまったら、という意味の起こしたらとも取れる。本作が宇宙世紀であるのならニュータイプに絡んだ力を持った人物が眠っており、起こしてしまう事で何かが起きるなんてこともあるのかもしれません。
さらに本作がジークアクスというタイトルであることから考えると、ゼクノバではなく、ジークノバといったニュアンスからジクノバというのが正しいなんてこともあるのかも。そうなると、ジークアクスに関連する何かなんて可能性もあるのかも。
色々と気になる部分ところはありますが、劇場版 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』は、1月17日(金)には上映開始。果たして劇場でその真実は明らかとなるのか、はたまた本編に持ち越す謎となるのか、上映が楽しみです。
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