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爆上戦隊ブンブンジャー45話 ミラーボールは何なのか? 感想・考察『地球の敵』

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ブンブンジャー45話地球の敵感想 エンタメ
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2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

45話感想『地球の敵』

大也の過去

ブンブンとのモノクロに染まった回想から始まった今回のお話。ブンブンのような生命体は、死んだら体が砂になると語られ、前回スピンドーにやられたブンブンはまだ死んではいないことが示唆される。そのことをブンブンから聞いていた大也は、それにすがりただひたすらにブンブンの修理を行う。

そんないっぱいいっぱいの大也、誰にも助けを求めることもできず、一人でブンブンを助けようとする。そんな中、大也を助けたのが他のブンブンジャー達の声。今回のOPではシャーシロに加え、大也すらもメンバーから外されていましたが、このあたりも今回の仲間から離れ一人で無理しようとする大也の事を表していたのかもしれません。

改めて仲間のありがたさを認めた大也は、以前から示唆されていた大也のルーツを皆へと話す。壁一枚隔てた横で広がっていた悲しい事件。聞こえていた悲鳴を救うために進もうとするも、余裕のある人に協力を求めても、誰かを助けようとはしなかった、だからこそ、そんな人に自分がなろうという彼自身のこれまでの余裕のある大人としてふるまおうとしていた理由が描かれる。

この終盤にこれまで余裕をずっと見せていた大也から余裕が奪われ、仲間に対してその本心をさらすというのはなかなか良いお話でした。

復活のディスレース

絶体絶命のブンブンジャーを追い詰めるための作戦が新たに展開される。ハシリヤンは、地球に対する技術供与を行い宇宙技術を得る時代が地球へ訪れると話を進める。これまでの事件についても、文化の違いによる理解不足、謝罪を行うことで世間へと受け入れられる形を作っていく。

そのうえで、ディスレースを復活させ、ブンブンジャーが地球の敵であると扇動を開始する。数人の人間を洗脳して大きな声をあげさせ、それを周りにも広めていく。相変わらず、小さな仕掛けで大きく動かしていくいやらしさが感じられる展開。

しかし、そんなブンブンジャーが地球の敵であるという流れに対して、先斗が立ち向かう。大也のような、他人を助けようとする癖に、自分は誰かに助けを求めようとはしないやつと、彼を助けようとするのは非常に良い展開。

そんなディスレースとの戦いの最中、マッドレックスの最後の秘密がサンシータ―へと伝わる。かつて、マッドレックスを使い捨ての道具としてブンブンジャーと共に消えるよう画策したディスレースでしたが、今回はそんな自らがスピンドーからすれば同じく捨て駒として扱われるという展開は、まさに因果応報。一度は慕われていたサンシータ―からも見捨てられ、一人消えていくことになりました。

そういえば、スピンドーはディスレースが側に連れていたツチノコを使って彼を復活させていました。スピンドー自身も何やら猿であるシャイシャイ・サルカーを側に連れていたり、本作の幹部は何らかのペットを伴っている。今回のディスレース復活の描写を見ていると、このペットのような動物が幹部たちのバックアップのような存在となっているのかもしれません。

そうなると、前回シャイ・シャイ・サルカーがサンシータ―達に食事を与えられていたというのは、何やらかなり大きな意味を持っている気もする。最後の最後、意外とこの猿を手なずけたサンシータ―が決着の鍵になるなんてこともあるのかもしれません。

いかにして逆転するのか

大也の気持ちが再び前を向き、皆の気持ちも一つに戻ったブンブンジャー。しかし、全ての資産は内藤に奪われたまま、倒れたブンブンも体が一部砂になり始める描写もあり、状況が改善したわけではない。

今回のラスト、ニコーラ姫から届いたペンダントからのメッセージから、何やらミラーボールのようなものがブンブン復活に関わっていることが伝わりました。今のところそれらしいアイテムは登場していなかった気がしますが、何やらビュンディーが身をささげるといった発言が予告にあるあたり、ブンブンのような機械生命体のコアのようなものという事なのでしょうか。

また、今回も完全に敵のスパイとして動いていたシャーシロに関しても、このまま何もないなんてことはないはずで、ある意味敵の懐に潜り込んでいる彼こそが逆転の鍵となりそうです。地球の敵であるとされ世間に情報が広まったブンブンジャーを救ったり、未だハシリヤンにコントロール権を奪われているままのブンブンカーの奪還、更には大也の施設の奪還等々もはやこの戦いの命運は彼に託されているようにも思える。

敵を騙すには味方からといった勢いで、敵対してしまっているようにも見えるシャーシロですが、まさに彼こそが逆転の一番の鍵となっていそうです。

次回46話 未来をこの手に

次回はヤルカーが苦魔獣になる様子。今回のディスレースやスピンドーの行動を見た彼らからすると、このままハシリヤンにしてもいつか使い捨てにされると理解はしていそう。そんな彼らが何を思ってヤルカーを苦魔獣にするのか、色々と気になるところです。

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