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想星のアクエリオンMOE 4話『尊い絆』感想・考察 神話世界とは何なのか?【myth of emotion】

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想星のアクエリオンMOE4話『尊い絆』感想考察 アニメ
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2025年冬より放送開始の作品、原作:河森正治・サテライト、監督:糸曽賢志による想星のアクエリオン Myth of Emotions 4話『尊い絆』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

4話『尊い絆』感想

杭による領域の奪い合い

前回の戦い、モモヒメの気持ち悪いという発言から、調子が悪くなったリミヤの影響もありまともに戦えなくなったアクエリオン。敵の堕天使は、アクエリオンを無視して行動を開始し、杭を打とうとする。この杭という単語、以前もどこかで語られたのかなとちらっと思いましたが、皆の反応を見るに単にエレメント候補生達に話してないだけだった様子。

何やら杭を3本打ち込むことで、その領域を神話宇宙のものにしてしまう力がるとのことで、こうやって杭を打ち込んでいくことで相手の世界を少しずつ奪っていっている様子。バミューダトライアングルなどの、三角形の侵入不可能な領域も、かつてこの杭を打たれたことで神話宇宙のものになってしまったものとのことまで明かされ、かなり昔から神話宇宙からの侵略が続いていたこともわかる。

ただ、この侵略あまりにもスローペースというか、これまでの地球の歴史の中でも数か所程度しか行われていないことを考えると、仮に例え地球の半分が支配されたら負けと考えても、まだまだ大分余裕があるようにも思える。このあたり、江の島にてエレメント候補生を育てたり、ちょうど今回そこを堕天使が攻めてくるのを見るに、何か重要な場所だったりするのかもしれません。

リミヤの不調の理由

前回のモモヒメの気持ち悪いという言葉により調子がでなくなっていたリミヤ。単なる恋愛感情なのかと思ってみていましたが、今回の浮体でのデートの中で、互いにその感情は恋愛とは違う事に気付く。

二人の間にあったのは、過去生に絡んだ感情。かつての背中に羽があったころのリミヤとモモヒメの二人は姉妹の関係にあり、その時の姉妹愛とでもいうような感情が今の二人にも影響を与えていた。

つまり、リミヤが調子が悪かったのは、かつて姉として慕っていたモモヒメに気持ち悪いと言われてしまったことが、リミヤの中のかつての自分の姉への好意に対して悪影響を与えていたという事だったようです。

今回、モモヒメ側も自分がかつて姉だったことに気付き、二人は姉妹として今まで以上に仲良くなる。再びの戦闘では、生きもぴったり絶好調で、まさかのリミヤ君の方からお姉さま!発言が飛び出してちょっと笑ってしまう。

そのまま絶好調の二人、冒頭ではまともに相手できなかった堕天使を一撃で撃破となりました。しかし、やはりモモヒメが話の中心にいると話が明るく進んでいき1話、2話と同じ作品とは思えない勢いが出てきますね。

モモヒメの欠けた感情

エレメントのモニターに映っていた候補生達に欠けているだろう感情の中、残り誰がそれに対応しているのか不明だったのはAffection(愛情)とHated(憎しみ)。

今回の話では、やはりモモヒメは恋愛がわからないといった事が語られ、素直にAffection(恋愛感情)がモモヒメに欠けているということなのかもしれません。前回の気持ち悪い、もあくまでそれまで未知だった感情が自分の中に流れ込んできたが故の拒否反応といった感じだったのか。

ただ、個人的にはそれでもAffectionが今のモモヒメに欠けているという事には少し違和感を覚える。基本的には気持ちかった今回の合体、モモヒメが一瞬でも気持ち悪いと感じた理由もはっきりとはしていないのもちょっと気になる。

おそらく、今回登場し次回転校してくる最後のエレメント候補生であるサンという少年が残りの欠けた感情を担当していそうな気もしますが、彼に欠けているのはHATEDなのか、Affectionなのか、どのような感情を見せてくるのか気になってきます。

そういえば、この新キャラであるサン、今回海辺で二人の男女と共に座っていましたが、この二人は今回神様に対して話を聞きたいと接近し、逃げられてしまった人たちと同一人物。神様への接近も何かサンの思惑もある様子で、次回どのように動いてくるのか気になるところです。

結局、神話世界とはなんなのか?

アクエリオンが攻撃を受けた瞬間、羽が生えた化け物たちの姿が、登場していたメンバーの脳裏に移る。このあたりの描写が神話世界を意味しているのか、はたまた、神話世界の行う精神攻撃だったのか。

そもそも、この神話世界とは何なのか?というのは、改めて考えるとよくわからず、今のところ話に上がっているのは、サッコ達の人間の住む世界とかつて別れたもう一つの世界、それが一つに戻る過程でどちらかの世界は消えなければならず、そのため神話世界が侵略を行ってきているとのこと。

このあたりを考えると、今回判明した杭をうって両五位を奪うという行為も、自分たちの領域を広げておき、一つに戻った際に少しでも優位な世界として自分たちの世界を残すということを目的としており、全てを奪うよりも少しでも多く奪えていればよいという事なのかも。

何やらサッコ達は翼を失った人たち、そして、神話世界は堕天使とのことで翼をもった者たち、を意味していそうなことから考えると、翼たちの世界が神話世界、それを奪われた人々の世界がサッコ達の世界といった感じで二つに分かれたのかなという気もしてくる。過去生で見られる世界は、翼をもっていた時のサッコ達ということなのかもしれません。

とはいえ、このあたりは結局今のところよくわからないまま、今後の話の展開で何が明かされていくのか楽しみです。

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