PR

想星のアクエリオンMOE 5話『誰か』感想・考察 イチキハナはなぜモモヒメを殺すのか?【myth of emotion】

スポンサーリンク
想星のアクエリオンMOE5話『誰か』感想考察 アニメ
アニメアニメ感想文感想文
当ブログは、アフィリエイトプログラムに参加して商品を紹介しており、著者に収益が発生することがあります。

2025年冬より放送開始の作品、原作:河森正治・サテライト、監督:糸曽賢志による想星のアクエリオン Myth of Emotions 5話『誰か』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

5話『誰か』感想

アクエリオンティール

今回は箱根周辺が杭のターゲットにされたようですが、トシを中心としたアクエリオンティールで対抗。前世の記憶を思い出し、技を放つも倒すことはできず杭を新たに打たれてしまう事になりました。

杭を打たれてしまったことで、被害者も50人ほど確かに出てしまい、皆が落ち込む中でのリミヤ君の発言は、皆事情を分かっているのであきれていましたが、相変わらず本人にはピンと着ていない様子。こればかりは仕方ないのですが、彼は今回の出撃には加わっていなかったという事もあり、本当に他人事の感覚なのかもしれません。

今回の話、イチキハナにサンの登場で一気に話がごちゃごちゃになり、次回がトシ君に絡むエピソードという感じにはならなそうにも思えますが、果たして今回の杭の件を挽回できるようなお話となっていくのか、ちょっと気になるところです。

イチキハナ

今回再び学園内に姿を見せ、サッコとモモヒメの心を揺らしていたイチキサヨにそっくりな人物。サヨがいたと話されるサルタ先生もそのことは知っている様子で、今回は幽霊騒動ではないことが何となく推測できる中で、明かされたのは彼女がイチキサヨの妹であるイチキハナだったことが明かされる。

見た目こそそっくりですが、その性格はかなり離れておりゆるくて軽い感じ。初登場とサッコ達と出会った際にはサヨとそっくりな格好をしていましたが、翌日には髪をピンクに変更しド派手なギャルスタイルになると、インパクト強めのキャラクターでした。

さらには、前日完璧な姉よりももっと完璧だと手紙で聞いていたモモヒメに対して、ペンで殺しにかかるという突然ぶっ飛んだ行動を見せ一気に話を混乱させていきました。

イチキハナがモモヒメを殺そうとした理由は?

今回のラスト、突然前日は懐いていたモモヒメを殺しにかかり、一気に危ない人っぽさを出してきたイチキハナでしたが、公式サイトにもキャラ紹介が追加されており、愛する人間を殺そうとする地雷系ギャルとの紹介がされている。今回、サヨが過去にモモヒメに対して、命に係わるから会えなくて寂しいと妹の事を話していたようですが、彼女の行動を見るに愛する姉を殺しに行ってしまうからという事だったのかも。

しかし、このイチキハナの愛する人を殺そうとするというのは、なかなか異常な状況。そうなると考えられるのは、他のエレメント候補生と同じように、何らかの欠けた感情があり、それを求めるために行動を起こしてしまうという事。

以前からずっとモモヒメにわからないのはHated(憎しみ)の方なのでは?とも思っていた私、そうなると、イチキハナに欠けているのは残りのAffection(愛情)なのではないかと思ってしまう。つまり、イチキハナが愛する人を殺そうとするのは、愛という感情を知りたいが故に、愛せそうな人を殺せば愛というものがわかるのではないか?といった考え。

しかし、今回改めてOPを確認してみると、モモヒメのところにはROMANCE、イチキハナのところではHatedが表示されており、モモヒメの方にはROMANCEが欠けており恋愛感情がないと示されており、流石にそろそろ持論を諦める時が来たかなという気もする。ただ、そうなると感情モニター表示にあったAffectionの方は何なのか?という話にもなり、このあたり実はまだあるのかなという気もします。

ただ、イチキハナに欠けているのがHated(憎しみ)であるなら、なぜ愛した人を殺そうとするのか?というのは、よりわからなくなってくる。色々考えてみましたが、愛と憎しみは表裏一体といった言葉が関係しているのかもしれません。人を憎めない彼女は、サッコが楽しくもないのにパルクールに取り組むように、憎しみという感情の向け方を無意識に知ろうとする。そんな中、愛と憎しみは表裏一体という言葉から、愛した人は憎んだ人なんだという考えに陥ってしまい、憎しみを向けるわかりやすい行動として殺しにかかるという手段を選択してしまうなんてこともあるのかもしれません。

なかなか複雑奇怪な感情が動いていそうなイチキハナの内面、モモヒメを殺しに向かう彼女を次回どのように説明されるのか、なかなか気になるラストとなりました。

モモヒメがサンに魅了された理由

前回からもちらちら姿を見せていましたが、今回新たな転校生としてサンも登場。何やらモモヒメに対して好意を向け、今回のラストではモモヒメもまた突然彼に魅了されたようになってしまう。そもそも恋愛がわからないとされるモモヒメですが、それに加えてサンの言葉を受けた後の様子は突然おかしくなったとしか思えない。

これに関しては、サンとモモヒメの前世に絡む問題なのかなという気がします。

まず、このサンという名前から連想するのが太陽。そうなると、サンは前世の世界で赤い髪を持つナヌークを前世に持っているのかも。そうなると、前世で恋に落ちた、ナヌークとセドナとの関係が前回のリミヤ君との姉妹愛を思い出したように、自身の感情に影響を与えてしまったのかもしれません。

サンの前世はナヌークなのか?

ただ、公式サイトの紹介ではナヌークの前世はオオトリ・サッコであると紹介されています。これまでの戦いの中でも、サッコの攻撃の際には、ナヌークの前世が浮かび上がるようなシーンもありこのあたりは間違いなさそう。

そうなると、サンの前世がナヌークなのはおかしいのではないか?とも思ってしまう。ただ、これに関しては今回の世界観が一つの世界から別れた二つのパラレルワールドを舞台としているあたりが関係しているのかもしれません。

今回、男と女が入れ替わるトイレ、エントランスホールで誰もいないのになるピアノと、学校の七不思議が語られていました。そして、実際に男女のトイレが入れ替わっている場面にサッコ達が遭遇したり、エントランスホールでピアノが鳴ったりと、それが実際に起きる場面が描かれる。そして、その場面にはどちらもサンの姿がありました。

もしかすると、サヨの生死がパラレルワールドとの影響によりどちらかに定まらず不可思議な状態になっていた時のように、この男女のトイレ入れ替わり、エントランスのホールに関しても、もう一つの世界の影響を受けた影響なのかも。そうなると、そのどちらの場面にも姿を見せていたサンもまた、パラレルワールドの関係者という事なのかも。

今回、過去生の世界は、二つの世界が分かれる前の超文明時代とカズヒコ先生の口から語られており、同じ過去生を持つ人物が二つの世界にいてもおかしくはない状況。サッコと、サンは異なる世界で、同じナヌークの前世をもつ存在ということなら、ひとまず辻褄は合うのかなという気がします。

果たして次回はどうなるのか

何やら秘密を秘めたサン、突然モモヒメを殺しにかかったイチキハナ、そして、二人の存在で一気に影が薄くなりましたが、一本打たれてしまった杭という問題。

一気に話がぐちゃぐちゃになり、話がどう転がるのかもわからない次回がなかなか楽しみになってきました。

漫画・アニメランキング ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
スポンサーリンク
又三郎

自分の中の流行りに従いぴょこぴょこと更新中。
最近はゲーム実況関連情報とかが主体です。
ブログアップ前に見つけた情報は速報的にXで更新しています。

又三郎をフォローする
シェアはこちらから
又三郎をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました