こちらの記事は、新アニポケ84話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第84話「天と地が出会う処」
災いを呼ぶ黒いレックウザ
前回見つけたラクアのあるだろう島、そこにあるクムリタウンで話を聞きに行くところからスタート。何やら予告を見ていると、町全体が黒いレックウザを警戒しているのかと思っていましたが、あくまでおばば様なる人物と、おばば様から話を聞いた少年が警戒しているだけだった様子。
少年の方もたまたまパートナーのオンバットが行方不明になってしまっていただけということで、最初こそ災いの件で突っかかってきていましたが、共にオンバットを見つけ、ビブラーバを撃退する中で理解を示してくれる。むしろ、ビブラーバ撃退の際のリコ達の様子を描くことで、かつては憧れを向けていた彼らが、憧れられる立場に成長したことを描くお話だった様子。
そして、その裏でおばば様と会話するフリード。おばば様が3歳だったころに、山頂にて爆発が発生し、黒いレックウザが出現、その後三日三晩日が差さなかったとのことで、過去のラクアでの事件を黒いレックウザに絡めて記憶していたのが災いと呼んでいたきっかけだった様子。更には、当時脱出してきたギベオンもこの村で看病されていたらしきこともわかり、山頂の天と地が出会う処にラクアがあることがわかりました。
また、次の目的地がわかった一行の様子をアゲートが監視している姿も描かれ、既にエクスプローラズも島に来ていることがわかる。おそらく、ラクアの封印を解くまでは監視の形で姿を見せないのかもしれません。
登山と六英雄
前回の話にも合った通り、ブレイブアサギ号では山を登ることはできないため、足での登山がスタートし、リコ達のパルデア地方での雪山登りの経験が生きてきそうな展開が始まる。
とはいえ、本格的な雪山だったあちらとは違い、一応こちらは普通の登山道。前よりは楽そうだなと思っていましたが、何やら切り立った崖が出現。ロッククライムが必要になりそうだなと思っていたところ、パゴゴの呼びかけでオリーヴァが登場。その巨体を生かして道となってくれました。何となく、リザードンとかタイカイデンあたりでもよかったんじゃないかなとか思ってしまいましたが、山頂に近く風が強すぎたのかもしれません。
また、その後も六英雄のポケモンが次々登場して移動をサポート。水場という事でラプラスが出てきたり、信仰ルートの岩をバサギリが砕いたりと色々ありましたが、個人的には山頂への道の途中出てきた、バンギラスとニドキングの二匹がガラルファイヤーにやる気をなくされているシーンがどことなく可愛くてよかったです。
最終的に、山頂につくも何やら白い霧に覆われた場所が見える。次回予告を見るに、レックウザがきりばらいしてくれることで、ラクア周辺の森林地帯に到達できるようですね。
おそらく、ラクアにあるラクリウムの本体周辺は、テラパゴスにより入れなくなっているでしょうし、次はその開放が目的となるのかも。以前のPVで映っていたルシアスとの再会も近いのかもしれません。
次回『到着!楽園ラクア!』
いよいよラクアに到達。サンダーなどの伝説のポケモンの姿も見えたあたり、ルシアス達がたどり着いた場所と同じところなのは間違いなさそうです。
年が明けてからなかなかのペースでラクアに向かって進んでおり、エクスプローラーズも集まっていると、なかなか最終決戦な雰囲気も近い本作。ラクアでの戦いは春には終わりそうな雰囲気がありますが、そこから更に話が広がるのか、はたまたリコ達の新たな旅立ちを描くお話になるのか、それとも最終回となるのか、色々と気になってきます。
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