こちらの記事は、新アニポケ86話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第86話「決戦!ライジングボルテッカーズVSエクスプローラーズ」
エクスプローラーズの目的
ラクアのバリアが解かれたことでいよいよ始まるエクスプローラーズとの決戦。フリードにはスピネル、ロイにはサンゴ、リコにはオニキス、ドットに対してアゲートとの戦いがスタート。
いきなりのエクスプローラズの襲撃に驚くリコ達ですが、そもそもギベオンはこの地から地力で帰ってきており、エクスプローラーズはラクアの位置は知っていた。更に、ラクアのそばに観測拠点のようなものも作っていたようで、あくまで今までの行動の目的はテラパゴスにバリアを解除させること。ある意味、これまでの冒険もすべてここに向けて泳がされていただけと伝えられる。それに対してリコ達は、これまでの冒険は自分たちのものと言い返せるのはこれまでの積み重ねあってこそといった感じがしてよかったです。
そういえば、ふと思い出しましたが、結局前回足元を横切っていた謎の影は何だったのでしょうか。
それぞれのバトル
4組のバトルが描かれましたが、特にフリードVSスピネルのバトルは、ポケモンの特性を生かした戦いになっており面白い。
キャップの特性がひらいしんであることが判明したり、そのひらいしんをスキルスワップによって奪う事で戦いを優位に進めるといった流れはなかなか見ていて面白い。
最後の最後、オーベムが仲間を庇いに動くところを狙うあたりなんかは、実にあくのテラスタルのリザードンを使うフリードといった感じしましたが、そのあたりでも逆に奪われていたテレパシーを活用してキャップだけは回避に成功。
相手の行動を検証してスキルスワップを仕掛けたスピネルに対して、ある程度の知識は前提にあったとはいえ、最後の一手はカンにかけてうごいたフリードという、二人の戦い方の対比が効いてたように思えました。
リコ側でのバトルは、一応1VS1での戦いとなっていましたが、横で好きに戦うサンゴのオニプリンのばくおんぱを横にいたキョジオーンがワイドガードで防いでいるのが面白い。相変わらずニャローテが、ふいうちのアドリブをよく効かせて戦っており、あのヨーヨーの便利さが今回も盛大に発揮されていました。
そんなこんなで、ポケモンバトル自体はライジングボルテッカーズの面々の勝利に終わるものの、あっさりと引き下がるスピネルの様子に少し違和感を覚えるも、そもそもギベオンが先行して動いていた事を思い出す。今回のバトルは、あくまでエクスプローラズ側の時間稼ぎということで、ギベオンは先行して目的地に到達、いよいよ最後の戦いに向けて話が動き出したようです。
次回『黒いレックウザの導き』
今回番組の終わりにメガバングルとメガルカリオが登場するPVが公開。しかも、体のベースカラーの方が黄色い色違いのメガルカリオ。3月14日に新情報公開とのことで、ここから先の新展開に関するエピソードとなる様子。リコロイの冒険の続きとなるのか、色違いのルカリオをパートナーとする新キャラクターによるお話なのか、色々と気になるところです。
さらに、激震の白いジガルデ、冒険の先に、とここから先のサブタイトルも全て公開された様子。黒いレックウザに連なるお話は、いよいよクライマックスとなるようです。
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