こちらの記事は、新アニポケ88話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第89話「冒険の先に」
消えるラクリウム
前回新たな姿となったテラパゴスの力でラクリウムは消滅。そして、その力を由来に長く生きていたギベオンと、今の時代に残っていたルシアスも共に輝き消えることで、黒いレックウザから始まったここまでの物語は一つの終わりと迎える。
とはいえ、その場にはまだエクスプローラーズの面々も残っており、スピネルが隠し持っていたラクリウムスフィアの影響で六英雄のポケモン達が暴走。力を抑えきれず同士討ちを始める中、唯一その影響を受けていなかった黒いレックウザに庇われリコ達はその場から逃げ出すことになる。
このあたり、アゲートがこれでいいと言っているあたり、アゲートはやはりスピネルサイドについていた事が今回改めて明らかになる。
スピネルの狙いはあくまでラクアのようで、逃げるリコ達は放っておいたようですが、フリードが言ったように既にラクリウムが消えたラクアに執着する何らかの理由がある様子。ラクリウムを生み出しているポケモンがまだ地下にいるなんてことはあるのかもしれません。
フリードとの別れ
何とか空を飛び逃げ出すことに成功したリコ達ですが、そこはまだ標高が高い山の上。最後の最後でブレイブアサギ号の謎のボタンのおかげで近くまで接近。何とか船に合流できたかと思いきや、フリードとリザードンのみ落下していき消息不明になるという衝撃のラスト。そのまま時間が1年進み、リコは卒業、ロイも新たな冒険へと旅立つといった感じで仕切り直しの展開に。
今回、レックウザライジング編の最終回、更に冒険の先に…というサブタイトルから一連の冒険はひとまず完結して新たに物語スタートなのかと思いきや、スピネルが想像以上に働いたおかげで、ちょっとしたバッドエンドを迎えることになり驚く。
ラストのスピネルへのインタビューを見るに、今回のクムリ山での事件はすべてライジングボルテッカーズの責任にされており、更には何やら世界にも影響が出ているとのことで、全てライジングボルテッカーズが悪かったという事にされ、エクスプローラーズもスピネルの物とになったようで、まさにスピネルの勝利という形で続くことになりました。
スピネルに賛同していた様子のアゲート以外のメンバーがどう動くのか、ギベオンの思想を継ぐとしていたアメジオは何をしているのか、エクスプローラーズ側のメンバーの動向も気になるところです。
リコとロイの次の冒険は、そんなライジングボルテッカーズの名誉を取り戻すための冒険となるようですが、果たしてどのような旅路となるのでしょうか。
次回 メガボルテージ編スタート
次回は4月11日(金)に1時間スペシャルとのことで、2週お休みからの新展開となるようです。公開されたPVでは、黒いレックウザを除く六英雄がスピネルに捕まっているシーンもちらっと映っており、スピネルが最大の敵となる様子。
予告にも登場していた色違いのルカリオについては、何やら既にロイの手持ちに加わっているようで、果たしてどのような理由でロイの仲間になったのかも気になりますね。
コメント