2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー4話『パーリィタイム☆夢見るじじい』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第5話『取り戻せ魂!スミにおけないお節介!』感想
ゴジュウユニコーンが変身できない理由
今回は、前回エンゲージできないことが明かされていたゴジュウユニコーンこと一河角乃の本当の願いが明かされるお話となりました。
復讐することも彼女の願いではありますが、その奥に秘めた本当の願いはあくまで幼い頃に警察に憧れた時から持っていた、人を助けたいというもの。これまでのメンバーと比べるとかなり真っ当な願いを改めて見つけ直しテガソードが認めたことでゴジュウユニコーンへと変身を果たす。
彼女の与えられた特殊能力は、読心術のようで敵の攻撃すらも読んで回避と他のメンバーと比較してもなかなか強力。その力を生かして、探偵として調査に当たることもあるのかもしれません。
お節介ナンバーワンバトルへの向き合い方も、お節介ノーワンが余計なおせっかいをかけることこそが、真のお節介と考えるのに対して、角乃のお節介は相手を幸せにするために無理に関わるもの。今回の子供に対するお節介も、相手には嫌がられたけれど相手の事を思っての物ということで、きちんとヒーローらしい対比が効いた話となっていてよかったです。
そういえば、今回そのシーンを吠が何やら思うところありそうに見つめていたのもなかなか印象的でした。前回手にしていた写真の女性の件が絡んでいそうですが、このあたりもいつ頃深堀されていくのか気になってきます。
陸王と暴神の関係が気になる
今回のナンバーワンバトルは、お節介ナンバーワンとのことで、単なる親切ではなく余計なおせっかいとなることこそが真のおせっかいだと主張するお節介ノーワンとの戦い。
このバトルでは、陸王と暴神、二人が同時にサイン攻撃を仕掛けるあたりでこの二人の仲の良さが際立っているように思えました。改めて思うと、暴神の実家が病院であることを陸王は知っている様子だったり、最初から二人で一緒に行動していたりと、この二人指輪を貰う以前からの関係がありそうなことを匂わせているような気がします。
そうなると、陸王がアイドルを辞めた理由だったり、暴神がテガソードを信奉するにあたる流れだったりを互いに把握しているなんてこともありそうで、今後のこの二人の過去に何があったのか判明する回がくるのをちょっと期待してしまいます。
妹を攫った犯人の目は灰色
今回のラスト、角乃が探す妹、一河オトを攫った犯人の眼が灰色という情報を角乃が持っていることが明かされる。それだけなら、ここからこの瞳の色が話の鍵になってくるのかな、となるところなのですが、今回のラストまさかの陸王が過去に瞳を灰色にしていたことがファンとの交流から明かされる。
瞳の色の違いに関しては、カラーコンタクトを付けていただけなんて話もありそうですが、現時点では唯一の妹を攫った犯人候補となってしまいました。流石に陸王が直接犯人なんてことはないように思えますし、陸王が過去に事件に絡んでいるなら、その調査に当たっている角乃も何かしらリアクションをしていそうですし、こちらに関してはただのブラフなのかなという気がします。ただ、もしかすると、当時グレーのコンタクトを付けているアイドルグループに所属していてその仲間が犯人なんてこともあるのかもしれません。
そういえば、今回お節介ノーワンが、オトがつけていたカチューシャを証拠として持ち出してきたというのも少し気になる所。単に、角乃へのお節介として嘘の証拠を持ち出してきただけとも考えられますが、もしかすると、オトの失踪にブライダンが関わっているなんて可能性もあるのかも。
今回、妹の失踪は8年前という事が明かされましたが、シンプルに考えると既に妹は死んでしまっている可能性の方が高そうですし、ブライダンとの戦いの中で妹の消息について触れる切っ掛けがあるのかなという気もするお話でした。
6話『決戦!常夏城の大冒険』
ドンモモタロウに変身する常夏が総理からテロリストに鞍替え、ブライダンと手を組み、常夏城で決戦とのことで、予告の映像も相まって何を言っているのかよくわからない次回予告。
ひとまず、ドンモモタロウとの決着とのことで、常夏との決着が次回でつくようです。今回も口では、仮の協力関係とちょっと悪ぶった雰囲気をだしつつも、角乃の事を気にかけていたり、リュウソウジャーのリングを渡していたりとなかなかいいキャラをしている常夏総理。果たしてどのような形で決着がつくのか、気になるところです。
そういえば、気になるサブタイトルの歴代戦隊要素ですが、もしかすると大冒険から轟轟戦隊ボウケンジャー
ということなのかもしれません。果たして、次回ボウケンジャーのセンタイリングが登場するのでしょうか。
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