2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー7話『心ときめけ!結集!ゴジュウジャー』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第7話『心ときめけ!結集!ゴジュウジャー』感想
ティラノレンジャー 戦隊考古学巡教授
今回は、吠の元にやってきた戦隊考古学の教授往歳巡の到来から始まった、ゴジュウジャーのチームワークを鍛える戦いと、角乃と陸王サイドでのトキメキナンバーワンを決める戦いが並行して進む。
どちらの話も完全に別軸のままハイスピードに展開していき、果たしてどうまとめるのかと思っていたところ、きっちり最後のバトルで合流しいつものナンバーワンバトルの名乗りを邪魔して、五人での名乗りを行うも吠だけはちょっと恥ずかしがって出遅れたり、角乃によるナンバーワン戦隊って何なのよ?というセルフツッコミが入ったりと、まだまだ綺麗には決まらないのが良い感じ。いずれ再び揃って名乗りなんて展開もありそうです。
今回、ティラノレンジャーとして登場した巡教授は、ゴジュウジャーのチームワークを高めるためにオムライスづくりをやらせたり、最後の試練に揃っての名乗りをやらせたりと、ただの戦隊が大好きな人といった感じながらも、何かほかにも狙いがあるのかなとか思いながら見ていました。その戦隊好きっぷりから、名乗りまであげ戦隊としてちゃんと揃ったうえで指輪を奪おうとしているなんてこともちらっと思ったのですが、まさかのラストに登場したリングハンター・ガリュードに一撃を食らい退場してしまうポジション。関西弁、恐竜戦隊、退場というとどことなくナダを連想させてくるキャラクターでもありました。
ちょっと余談ですが、今回吠はドンモモタロウのセンタイリングを使用しましたが、ハッピーサンシャインと叫んでいるのが良い感じ。前回ラストはついていねぇかもとなっていた吠でしたが、友人として意識しているようでした。
トキメキナンバーワンバトル
その裏(表?)で行われていたトキメキナンバーワンバトル。陸王とときめきノーワンとのバトルという事で、審査員としてブーケにシャイニングナイフ、スイートケーキが呼び出される。
陸王のファンになってしまっていたブーケ様は当然陸王に投票するも、シャイニングナイフ&スイートケークは体が一つでも票は二つ。第1ステージは仲間の応援でときめきノーワンに投票と組織票が入りもはやずるなのでは?と思いきや、スイートケークがときめきノーワンの熱烈なファンであることが明かされたことで、シャイニングナイフが反感、まさかの中立票となりいい勝負へと発展していき思わず笑ってしまう。
最後は、ときめきノーワンが陸王にときめいてしまうという決着となり、なんだかんだこれまでのナンバーワン対決の中ではなかなかの説得力がある決着になったように思えました。
個人的に、面倒ごとにまきこまれ終始渋い顔をしている角乃もなかなかツボにはまる。ときめきノーワンのときめき攻撃を食らいかけていた際に、特にゴジュウジャーと関係なくそれを中和してくる陸王にもちょっと笑ってしまいました。
戦隊考古学
そんな今回気になったのは、戦隊考古学という学問。巡はその研究をしており、古文書のようなものを持ち出してナンバーワン戦隊ゴジュウジャーについて触れてくる。
ユニバース大戦の折に、他の戦隊ロボが倒れた中でといった下りが本編ではおそらく初めて語られ、さらにゴジュウジャーは特別な戦隊、金のテガソードを持つことで唯一テガソードを巨大化させて戦えるというポジションであることも改めて正式に言葉にされる。
そもそも、今回名乗りで使われたナンバーワン戦隊ゴジュウジャーというその名前自体も、角乃がツッコミを入れていた通り、古文書からとったもののようで、かつての世界には別のゴジュウジャーがいたのか?と思ってしまいます。
今回やられてしまった巡ですが、あくまで指輪を奪われただけ、過去のユニバース大戦の謎に絡んでまだまだ登場なんてこともあるのかもしれません。
次回 聖邪揺らめく、指輪の狩人
次回は今回ラストに登場した女王の切り札こと、リングハンター・ガリュードが中心の話となる様子。今回登場した際に、何やらテガソードのようなものを付けていましたが、ノーワンワールドの女王バージョンのテガソードといった感じなのかも。
さらに、前回存在がわかった吠の兄が、番組放送開始時から公式サイトに顔と名前のみが載っておりほぼ謎だったキャラクタークオンであることも明かされる。謎のキャラクターとして登場、しばらくそのポジションを保つのかと思いきや、早速その正体が吠の兄だと予告で伝えてくるのはなかなかのスピード感。
タイミング的に、ガリュードがクオンなのかと疑ってしまうのですが、果たしてどうなるのか次回が楽しみです。
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