2024年9月1日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第6作目の作品『仮面ライダーガヴ』29話『ジープの電撃結婚』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
29話 ジープの電撃結婚
あれから一月
前回のお話から一カ月が経過、ダイジェスト気味にその時にあった出来事が紹介され、ひとまずショウマは体調もよくなりご飯もたくさん食べられているようで安心。お菓子だけでなく、きっちりご飯も食べれている様子でよかったです。
ラキアは、なぜか酸賀さんの研究室に住み始めたとのことで、ここに拠点を構える以上何か意味があるのかなという気もしますが、今後酸賀やビターガヴ周りで何かあるのかもしれません。
また、色々お世話になった絆斗がラキアやデンテ叔父さんの元へお礼しに回るも、ラキアに対しては石をお返しに渡しに行きつつも、いつものラキアの柄な態度が帰ってきて怒ってしまう。それとは異なりなんだかんだ人当たりのいいデンテ叔父さん相手にはすっかりなじんでいるのが微笑ましいですね。
何やらショウマ君は今回の一連の行動をお礼参りと呼んでいましたが、どうにも意味合いが違うのではとちょっと笑ってしまいました。
一月という時間経過があり、グラニュートの事件は起きていますが、ラキア達もかなり馴染んだようで酸賀との一件が片付きひと段落、大きく話が動き始めるまでのひと段落といった感じのお話でした。
そういえば今回、絆斗がショウマの母について失踪している人の調査を行っていましたが、名簿に名前があるのかどうかはっきりとはせずに場面が移り変わってしまいました。果たしてそこに名前はあるのか、また、あったとするならショウマが母の家族と接触する流れとなるのか、ここからの話の流れの一つの鍵となって来そうで気になる要素となりました。
ジャルダック家
状況が落ち着いたショウマサイドに対し、ストマック家側もどうにかラインの再稼働が動き始めた…かと思いきやそこにジープの帰還でまた自体は大きく揺れ動くことになり始める。OPでも酸賀さんが映っていた研究室のパートが、ジャルダック家のシーンへと切り替わっており、ここからのメインの敵がジャルダック家となることが見えてきました。
シータがやられた後のジープは、その後グラニュート界に戻るも家には帰れず、その最中リゼル・ジャルダックなるグラニュートと遭遇。彼女は、大統領であるボッカ・ジャルダックの娘であることを知り、彼女を利用することで兄や赤ガヴへの復讐を果たそうと行動を開始した様子。
そんあリゼル・ジャルダックですが、人間に興味を持ち、人間界でも一人で散歩をしているシーンがちらっと挟まれていたり、娘には非常に甘そうな大統領である父の威光のままに周りを威圧したりと、なかなかわがままなお嬢様といった感じ。ジープの事も、婿としてはいますが、同時にお人形と呼んでおり、あくまで自分の所有物としてみているように見えてきます。また、今回何やらゾンビのチラシに興味を持ち、可愛いと言っていたのは気になる所。ここからの彼女の行動に、ゾンビを絡めた事件が勃発なんてこともあるのかも。
そういえば、今回のボッカ・ジャルダックの言動を見ていると、大統領すらも人間界の事は全く知っていなかったことがわかる。完全にストマック家の中だけで隠されていた情報でしたが、ジープの手により大統領の下へ情報が伝わってしまい、更にお菓子と言及していた当たり、闇菓子への興味も向いている様子。
ストマック家からすると、政府に目を付けられる前に闇菓子で世界を支配、という目論見は完全に潰された形となり、ここからのランゴはこれまで以上に苦労する様子を見せられそうです。
そんな今回のラスト、早速リゼル・ジャルダックがショウマ達に接近。混ぜてほしいとのことで、早速戦いとなるようです。ただのわがままお嬢様というだけに思えず、果たしてどのような力を見せてくるのか気になるところです。
最凶の大統領令嬢
リゼル・ジャルダックとの戦いが始まりそうな次回ですが、何やらごきげんよーと口にしているあたり、その力だけ見せつけてそのまま帰宅となるのかも。リゼルを利用しようとしているらしいジープですが、むしろこのお嬢様に振り回されるお話となっていきそう。
そういえば、今回のグラニュートはきっちり逃げおおせたらしく、次回もまた続いて登場となるようです。
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