2025年4月9日配信開始、週刊少年サンデー2025年19号で連載された龍と苺235話『ブラフ」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
ブラフ
眼鏡を砕くヌータ
今週はヌータとの対局が中心。一進一退といった感じのヌータとの対局でしたが、互いに引かぬという状況ゆえに、苺ちゃんの言葉によるブラフがヌータを襲う事になりました。その言葉に流されヌータは、全て手の内であると思い込み対局を進めてしまうというなかなか人間のような対応を取ってしまう。
また、苺ちゃんのブラフにはめられたと気づいた直後には、眼鏡を壊してしまうという行動までとる。直後に替えの眼鏡を懐から取り出しているあたり、もしかすると、これも何か気付いたときの演出というだけなのかもしれませんが、一概にそうとも言い切れず、この時ヌータの中で何が起きているのか少し気になってきます。
苺ちゃんは変わらずブラフを続け、それに対して冷静に対応しているように見えるヌータですが、ここから反撃となるのか、はたまたこのまま決着がつくのか、気になるところです。
The John社 カイザーCEO
そして、今回もう一点気になったのは、ヌータを倒せば次に当たるはずのThe John社のカイザーCEOの発言。前回も4位に調整したといった意味深な発言をしていたりと、苺ちゃんとの対局を望んでいる節がたびたび見られています。
今回の話でも、苺ちゃんのヌータに対する言葉がブラフであることを見抜いていたりと、これまでの対戦相手となったAIの開発者達とはどこか違う雰囲気を見せていることもあり、次の対局に期待してしまいます。
果たしてThe John社はどのようなAIを持ち出してくるのか、気になるところです。
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