2025年2月2日より放送開始したプリキュアシリーズの22作目、アイドルを題材とした歌とダンスが魅力の作品『キミとアイドルプリキュア』12話『プリルン大好き♡メロロンがやってきた』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
12話『プリルン大好き♡メロロンがやってきた』
はなみちタウンのハートの樹
冒頭からタナカーンが登場し以前からはなみちタウンのシンボルであるハートの樹で何かを見つけたところから話が始まる。タナカーンがいうには、このハートの樹がキラキランドと人間界をつなぐ道となっており、1話でもプリルンが乗ってきていたMOMOなる実がなることで移動を可能としているとのこと。
今回登場したメロロンは、プリルンと共にクリスタルに封印されなかったキラキランドの住人とのことで、キラキランドから人間界へ行けるエネルギーは一人分しかなかったため、一人キラキランドに残っていたとのこと。
何やら世界をつなぐ扉に強く願ったことで、今回人間界へ来ることができたとのことですが、プリルンを想う強い思いが力となったのか、はたまた、時間が過ぎたことである程度力が戻ったのか、色々と考えられますがその要因は謎のまま。この世界を渡る力を得られた理由も、意外と話に絡んでくるなんてこともあるのかもしれません。
また、ちょっと余談なのですがこの世界を渡る話を聞いていると、1話でお相撲さんのくりきゅうたをどうしても思い出してしまう。彼を連れて一度キラキランドに戻っていったプリルンですが、今回の説明を聞いていると途中で女王様から連絡があり人違いであることが明らかになったなんてこともあるのかもしれません。
メロロン
前回の予告の時点で、プリルンの事をねえたまと呼んでいたことから、てっきりプリルンの妹なのかと思っていたメロロンでしたが、妹ではないと自ら語るシーンが挟まれる。今回のメロロンの回想を見るに、元々一人で本を読むのが好きだったメロロンの手を引っ張り連れ出してくれたプリルンに対して、強い親愛の情を抱いたようです。しかし、姉妹ではないと明かされる前の、相手の写真や模様がそっくりなスイーツに飛びつく流れはそっくりで、本当に姉妹なのかと思ってしまいました。
そんなメロロン、プリルンに対するねえたまという呼び方も、プリルンを慕うが故の呼び名のようで、なかなかプリルンへ向ける思いの強さが感じられるキャラクターとなっています。一緒に暮らしているといううたに対しては強めに嫉妬を見せてきたりと、最近のマスコット的な妖精枠にしてはなかなかキャラクターが濃い目で可愛いです。
個人的に気になるのは、プリルンに加えてメロロンという二人目の妖精枠のキャラクターを後から出してきた理由。次回も特にメロロン絡みのお話となるわけではなさそうですが、彼女を後からわざわざ出した理由が何かあるのかなとちょっと気になってしまいます。
しかし、今回結構派手にメロロンの件が町中に知れ渡ってしまった気がしましたが、そのあたり今後どのような扱いになるのかというのも少し気になってきます。
クラヤミンダー
前回マックランダー3体を同時に仕掛けても倒しきれなかったアイドルプリキュアに対抗するため、ダークイーネ様が新たな力をチョッキリ団へと授けることになる。
いつもの水晶の形状が変わったことで、クラヤミンダーなる新たな怪物が登場。この手の新たな怪物登場というとこれまでの必殺技が効かないという流れが定番な気がしますが、これまでのソロ楽曲でのフィニッシュを受けても、ライブシーンから飛び出すことで攻撃を回避。ただ、前回から使う3人合わせての技は受けきれないようで、そのまま浄化される流れとなりました。
てっきり、メロロンが出てきたのも、この新たな敵に対抗するためなんてこともあるのかと思っていたので、少し肩透かしな展開。ただ、これまで一人で対応できていたマックランダーと違い3人揃わなければ対処できないというのは、一応かなりのパワーアップ。
今回は、3人揃っていたが故に簡単に対処できましたが、まだ本領発揮しているわけでもなさそうな一言もあり、むしろ今後苦戦させてくる展開があるのかもしれません。
次回『フレッフレッ!!キラッキライト!』
メロロン登場という事で、次回も彼女に絡んで何かあるのかなと思っていましたが、特に関係なく球技大会の話へと進む様子。何やら、慌てた様子のうたちゃんの表情も写っていましたが、果たして何が起きるのか気になる所。
そして、もう一点気になるのは、サブタイトルが特に球技大会と関係なさそうなキラッキライトに絡んだものという所。キラッキライトのアピール回的な側面もあるのかもしれません。
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