2025年4月28日に配信、週刊少年ジャンプ2025年22・23合併号で掲載されたOnePiece(ワンピース)最新第1147話『我々の怖いもの』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1147話 我々の怖いもの 感想
ブルックと軍子
神の騎士団の面々は五老星と同様に不死身の力を持っていることが明かされる。前回の戦いは軍子の勝利となり、その能力に縛られジンベエ達は行動不能にされてしまう。ただ、神の騎士団はそれでも四皇と事を構えるのは面倒とのことで、あくまで今の仕事の方を優先することになり、ひとまず捨て置かれることになる。
ただ、やはりその中で一人軍子だけは、ソウルキングであるブルックに対して執着を持っているようで、ブルックを自分専属で曲を作る奴隷にしようとする。それを断るブルックを足蹴にしている軍子ですが、何やら胸を押さえておりブルックを傷つけることを内心嫌がっているようにも見えます。
また、今回ブルックからも軍子に対して「あの女性…いやーそんなワケないか…」と、何やら知っている様子なのは気になる所。ソウルキング時代にファンとして応援してくれていた子がこんな場所にいるわけがない、とも取れますし、もしくは、もっとブルックの生前の王国時代に見た顔だったが故に、今生きているわけがない、なんて取り方も出来そう。如何せん相手も不死身の力を持った軍子ということで、実はブルックと同じ時代の人間だったなんてこともありはしそう。
ただ、同じく神の騎士団であるシャンクスの父親『フィガーランド・ガーリング聖』は、同じく神の騎士団に所属していることから、軍子や五老星と同じく不死性を持っていることが予想されます。しかし、ゴッドバレーでの彼と今の彼を比較すると明らかに年を取り姿が変わっていることがわかる。そうなると、神の騎士団の持つ不死性というのは、あくまで死なない不死の力のみで、年を取らない不老の力を持っているわけではなさそう。そうなると、軍子の面影をブルックが感じているのは、ソウルキング時代に顔を見ていたからということになるのかも。とはいえ、軍子がブルックの王国時代の知り合いの子孫なんて可能性もなくはなく、今後のブルックと軍子の関係が気になってくるところです。
気になるのは、軍子がイム様の力を受けて不死身になっているとすると、和解する流れになっても五老星のように力を奪われて死んでしまうなんてこともありそうで、果たしてどうなるのか先が読めず楽しみです。
我々の怖いもの
神の騎士団相手の状況はなかなかに劣勢。今回のサブタイトルになっている我々の怖い物ということで、まさかの母ちゃんを相手にドリー達すらも指揮を折られてしまうという状況に陥る。
神の騎士団側からは、子供たちの人質としての価値を確かめるべく、エルバフの図書館・学校といった戦いに関しない施設の破壊して忠誠を誓うよう要求。とはいえ、それに対してロビンとスコッパー・ギャバンが動きだこすことになりました。
今のところ、神の騎士団の不死身に対抗する方法はルフィサイドには一切ないように思えますが、果たしてここからどのように戦う事になるのか。今回のエピソードが、神の騎士団たちの不死身に対抗するきっかけを得ることになるのか、スコッパーギャバンであれば何らかの対抗するすべを持っているのか、色々と気になるところです。
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