2024年9月1日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第6作目の作品『仮面ライダーガヴ』34話『100匹ゴチゾウ大作戦!』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
34話 100匹ゴチゾウ大作戦!
生き残ったマーゲン
1回に100匹という大量のゴチゾウを使うゴチポッド、それを使って変身するオーバーガブでしたが前回のマーゲンさんへの一撃はうまくとらえることができていなかったようで、あくまでその衝撃で吹っ飛ばしこそすれ、倒すことはできていなかったようです。
ニエルブに助けられ生き残ったマーゲンは、新たな力を与えられグラニュートハンターを呼び出すために人間のいる建物を直接破壊。ストマック社のバイトは質のいいスパイスを手に入れるという前提があったが故に、無茶はあまりしてこなかったことを考えると、グラニュートが人間の質を気にせず本気を出すとどれだけの被害が簡単に出てしまうのか、というのがよくわかるお話でもあったように思えます。
今回のエピソードでは、さらに強化されたマーゲンに対し時間を稼ぐべく出動した絆斗とラキアとの戦い、そして、その裏で100体の追加のゴチゾウを生むショウマの姿が描かれることになりました。
100体のゴチゾウ
マーゲンに対抗するためにはオーバーガヴの力が必よということで、100体のゴチゾウを生むことになったショウマ。駄菓子屋さんに買いにいくシーンでは、大人買いのような様相となりますが、それでもきちんと他の子どもが望む分を譲ってあげるというシーンが挟まれていたのはよい感じ。
そんな中、幸果さんに呼び戻されたショウマですが、家で手作りお菓子を使ってのゴチゾウ製作が始まる。綿菓子の機械など、結構大規模なものも用意できているのは普段何でも屋をやっている伝手故といった感じがする展開でした。しかし、ここ俺のポテトもと、ショウマに自身の作ったポテチを食べさせる絆斗の様子はちょっとツボにはまってしまいました。
そういえば、今回は以前から度々姿を見せていた駄菓子屋さんのおじさんが再び登場していたのもちょっと気になる所。単にお菓子を買う場所が必要という事で登場したというだけなのかもしれませんが、サブキャラクターの中では出番が多めになっている彼、今後のお話に絡んでくるなんて可能性もあるのかなという気がしてしまいます。
そんな中、ショウマは最後の3体のゴチゾウが出てこなくなるという症状にさいなまれてしまう。以前の食べれなくてゴチゾウが出てこないとはまた違う症状でしたが、今回はお菓子を楽しんで食べていなかったが故。戦うためにお菓子を生むという、本来のお菓子のありかたとは違う目的を、今回改めて見つめ直すという展開はなかなか良い感じ。この、お菓子を楽しむ気持ち、というのが改めてここからの鍵になっていくのかなとも思える展開でした。
オーバーガヴVSマーゲン
100体のゴチゾウを再び生み出したショウマは、再びマーゲンとの戦いへと赴く。しかし、まだ力を使いこなせていないことに気付かれたショウマは、オーバーガヴの攻撃を全て回避されてしまう。
避けられるなら当たるようにしてやればいいと、援護に行くブラムとヴァレンという流れまでは想像できていたのですが、正直イメージしていたのは援護射撃をして足止め。マーゲンの体を拘束するまでは、イメージ通りだったのですが、まさかのそこから二人で抱えてショウマの前まで連れていくという流れはちょっと予想外で、その光景に少し笑ってしまいました。とはいえ、ある意味確実にヒットさせるその戦い方の甲斐もありオーバーガヴの攻撃は直撃し、マーゲン撃破となりました。
しかし、今回衝撃だったのはその後。今のショウマの姿に安心したデンテ叔父さん、まさかのお菓子を取りこぼして死亡という展開。弱っていたとはいえ、一緒にお菓子を作る様子は元気そうだったので、不意を突かれる形。とはいえ、まだ他の面々の前で死を確認されたわけではないですし、まだ生きているのではないかと思いたくなってしまいます。
甘さゼロ!鉄壁のランゴ
ジャルダック家から支払いがあるとはいえ、1000万個の闇菓子の製造を依頼されたストマック家。その仕入れのために、いよいよランゴが大きく動き出すようです。
これまでどことなく扱いが悪かったランゴ兄さんですが、次回はオーバーガヴを変身解除まで持ち込んでいるらしきシーンも見えており、その実力をいかんなく発揮する様子。まだまだ、隙のあるオーバーガヴでは、対処できない相手いよいよ噂のマスターモードが登場となるのでしょうか。
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