こちらの記事は、新アニポケ95話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第96話「激突!ドラゴン爆走団」
癖が強いキャラクターが増えた新シリーズ
今回は何やら珍妙なトレーナーが予告に姿を見せていたり、サブタイトルがドラゴン爆走団だったりと、妙な話が始まりそうな雰囲気がありましたが、どちらかというとウルトと合流しての初めての旅を描くお話といった感じ。
これまでも基本単独行動だったウルトは、どことなくロイたちと旅をするのにも折り合いが悪く、なかなかかみ合わず、更には女の子が苦手とのことでリコ相手にもドギマギしてしまう。根は悪い子ではないのでしょうが、周囲と合わせるのが苦手故にうまく回らない感じがよく出ており、これまで基本集団行動だった本シリーズではなかなか珍しい性格をしたキャラクターが登場であることを再度認識させられる。
さらに本シリーズでは珍しいと言えば、今回登場したトレーナーたちにも同じことが言え、新シリーズに入ってから癖が強いサブキャラクターの登場が増えたように思えます。
今回登場したドラゴン爆走団の面々は、そのスーツの雰囲気から分かる通りドラゴン使いからのはぐれものとのこと。おそらくジョウト地方である今回の舞台で、なぜモトトカゲを使っているのかと予告の時から気になっていましたが、きちんとパルデアまで言ってゲットしてきたことが語られる。
そんなドラゴン爆走団、仮面をつけて行動しているため、わかりにくい、というよりはあえて隠して動いているのでしょうが、女性による暴走グループでした。今回の彼女たちは、黒いレックウザが身を隠していた場所を守るべく、周囲に悪い噂を流していたとのことで、悪い人たちではありませんでしたが、モトトカゲに乗って爆走していること自体は普段通りのように思える。ドラゴン使いのはぐれ者、という話の方もさほど間違っていたわけではないのかもしれません。
そして、もう一人登場したのが、クネクネ団。クネクネを愛する故にクネクネしたポケモンを捕まえようとしていたようで、ミニリュウを卵ごと奪おうと画策。本編中では描かれることはありませんでしたが、ミニリュウを守ろうとするドラゴン爆走団とは敵対しているようでした。こちらは、ハブネークの攻撃がミニリュウの卵に当たりそうになっても、反省する様子も見せておらずシンプルに悪役としての登場だったようです。
そういえば、クネクネ団は団とついていますが、今回登場したのはあくまで一人。単に単独で動いていただけで、今後他のメンバーも登場するのか、はたまた今回きりとなるのでしょうか。
以前登場したニャビコといい、ロイたち自ら旅をして様々な土地を回っている故か、どことなく癖の強いキャラクターが増えた新シリーズ、何やら次回も妙な人物が登場しているようで、次はどんな人が出てくるのかというのも、なかなか楽しみです。
黒いレックウザとの再会
何やら前回テラパゴスが反応していたように、今回は黒いレックウザとの再会が描かれるお話となりました。1年前の戦いの後一人逃げ切った黒いレックウザは、ドラゴンタイプのポケモンが体を休める洞窟にて体の傷をいやしていた様子。
思ったよりあっさりとした再開になったので少し驚きましたが、まだまだ本調子というわけではないようで、今回ロイたちに合流はせずにまだ洞窟にて療養が続くようです。
今回のお話的には、ウルトが黒いレックウザと初遭遇。まだ体を癒しているレックウザは、俺の味方にふさわしくないと、ウルトなりの気づかいの姿勢を見せているシーンが印象的でした。
ひとまず再会を果たした黒いレックウザですが、まだまだ本調子というわけではなく、いざという時に再登場となりそう。本シリーズでは、メガシンカに焦点が当たっていることもあり、いずれ再びロイの手持ちとなりメガレックウザになって戦うなんてこともあるのかもしれません。
いたずらマッギョのイイ笑顔?
次回は、マードックとの再会…かと思いきや、その前に一話ドットのエピソードが描かれる様子。新シリーズに入ってからは、拠点からの連絡でのみ姿を見せていたドットでしたが、ナンジャモの依頼によりハッコウシティにて事件に巻き込まれるようです。
堂やら町中でマッギョを踏んでしまったポケモンがマヒするといった事件が発生して雨量で、野生のマッギョが起こした事件なのかと思いきや、マッギョのコスプレをしたトレーナーが登場。更には、ストロングボールが使われているシーンもあり、ドットサイドでの事件解決が描かれることになりそうです。
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